今日の心がけ~職員のスピーチ~

ベテランの機転

中川剛さんと礼二さんによる兄弟の漫才コンビ、中川家のエピソードです。
数年前、あるイベントのステージで見せた対応が話題になりました。
2人の漫才が終盤にさしかかったとき、前方の客席で赤ちゃんが泣き始めてしまいました。
あかちゃんの父親が慌てて連れ出そうと席を立ったところ、弟の礼二さんが次のような声を掛けました。
「出ていかなくていい。そんな良い席なのに。赤ちゃんは泣くのが仕事」
さらに、親子をステージの上にあげると、弟の礼二さんがなくあかちゃんを抱っこし、兄の剛さんがイヌやネコの鳴きまねをしてあやしたそうです。
すると赤ちゃんは泣きやみ、ニコッと笑いました。
それを見た客席も笑い、会場はほのぼのとした雰囲気に包まれたそうです。
ベテランの機転と余裕が垣間見られる一幕です。不足の事態に冷静に対応し、それを本業の笑につなげる見事さは、彼らの実力がなせる技でしょう。
誰にでもまねできることではありませんが、温かい思いやりと、どんと構える度胸は見習いたいものです。

今日の言葉◆機転と余裕を見に付けましょう
「月刊朝礼」(株式会社コミニケ出版より)

心に余裕がある人の特徴ついて調べてみたところ、
○気持ちのリセットが上手
○オンオフの切り替えが上手
○1人で抱え込まない 
とありました。

気持ちのリセットは、自律神経を味方につけることとあります。
イライラすると自律神経が乱れ、鼓動が早くなりうっかりミスを誘発するそうです。
そんなときは、深呼吸をする、わざとゆっくり行動をする、とアドバイスがありました。
オンオフの切り替えについては、仕事の時間に区切りをつけ、趣味の時間など自分のために使える時間をもつことが大事です。
1人で抱え込まないとは、仕事であればチームワークを大切にすることとあります。
プライベートでは、悩みがあれば家族や友人に相談をして助けを求めることも必要なのかなと思いました。
また、ポジティブな考え方に無理やりもっていくことも、ときに有効です。
私は仕事に追われているとき、今までにない量のタスクをこなせてる、新記録!と自分を鼓舞しています。
そうすると、まだまだできる、どこまでできるか、と挑戦の気持ちが湧いてきます。
常にポジティブでいることは難しく、感情に振り回されることもありますが、人の感情はまわりにも影響を与えるので、可能な限りフラットな心の状態でありたいと思います。
そして、ハプニングに遭遇してもこれまで経験を積んできた自分を信じ、余裕ある対応を心がけようと思います。

西山

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