今日の心がけ~職員のスピーチ~

売り手と買い手

不動産会社で営業を担当するAさんは、見込み客へ、こまめに電話で連絡をするなど、契約目標達成に向けて一所懸命です。

電話では、「お探しの物件は人気物件です。 お早めにお決めください」と勧める、押しの営業を心がけていました。
しかし、相手が電話に出なくなったり、他の会社と契約してしまうなど成果につながりません。

ある休日,Aさんは、洋品店へ入った時、「どのような服をお探しですか」と頻繁に声をかけてくるスタッフに苛立って、店を出たことがありました。

その際、〈自分もしつこく電話をして、お客様から迷惑がられていたのではないか…〉と思い至ったのです。

それからは、お客様の事情に配慮しながら連絡し、ハガキに一筆「ご家族でご相談ください」と入れるなど、工夫を凝らしました。
それからは、Aさんを訪ねてくる来客が少しずつ増えていきました。

今では、お客様から届くお礼の手紙や声がAさんの励みになっています。

 
  今日の心がけ: お客様の立場になってみましょう
  (『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

本文では、売り手と買い手とありましたが、私自身の仕事で考えると、話し手と聞き手という関係が挙げられます。
先生とだったり、学生とだったりと、その時々で話し手と聞き手の立場になります。

先生からのお話や指示を聞き、業務を進め、その中で学生へ伝える、話をするということもあります。
また、学生からも相談や質問などの話を受け、聞き手になることもあります。
この時の聞き手や話し手の立場で、一方的に話したり、聞き流したりなど、自分本位の対応は相手に対して乱暴な姿勢なのだと感じます。

立場上、全ての学生に対し、平等でなければならないと心得ておりますが、事務的対応と割り切ることが難しい学生もいます。

本文にもあった「お客様の事情に配慮しながら対応する」、
つまり、学生の事情を考慮しながら対応することを心がけ、学生が求めていること、自分がすべきこと、できることを見極めることが重要です。、
そのうえで、正しいかどうか確認しながら、学生ひとりひとりに寄り添い、資格取得・希望の就職・卒業に繋がるよう全力でサポートできるよう努めたいと改めて思いました。

実習指導担当 栗原