学長メッセージ
埼玉純真短期大学で学ぶみなさんへ
みなさんが目指す保育者は、人の根っこになる時期を一緒に過ごし、人の成長に大きな影響を与える責任とやりがいのある仕事です。
AIが発達してAIによってできる仕事が増えても、人を育てる仕事は人以外ではできません。知識と技術だけでは人の心は育たないからです。
本学の学園訓は「気品」「知性」「奉仕」です。
「気品」ー人としての品格をもち、誰からも慕われる人です。
「知性」ーただ知識を持っているだけでなく、適切な判断ができる人です。
「奉仕」ー人の気持ちがわかり、他人のために行動できる人です。
これらは、人として、そして保育者として、とても大切なものと考えます。この3つの学園訓を兼ね備えた人となるべく行動を心がけ、「心通う」人になりましょう。
そして、埼玉純真短期大学では感性を育てる環境を大切にしています。季節を感じ、様々な行事を学び体験します。学内のいたる所にモニュメントやカラフルな設備があります。五感を使った日々を過ごして「心豊かな」保育者になりましょう。
みなさんと一緒に学べる日々に感謝を込めて
●埼玉純真短期大学「三つのポリシー」
○ディプロマ・ポリシー
本学は「気品・知性・奉仕」の学園訓(建学の精神)に基づき、「健康にして良識ある人格高き社会の指導的人物を養成すること」を使命としています。
この学園訓の具現化を意図して教育課程を編成しています。この教育課程における単位認定基準(知識・技術・態度等の達成度)によって認定された単位が卒業要件を満たし、かつ、社会人、職業人として自覚と責任を持った行動ができると判断した学生に学位を授与します。
○カリキュラム・ポリシー
本学は「こども学」単科の大学で、保育士・幼稚園教諭などの保育者養成を目的としていることから、本学の学園訓に則り、次のことを意図して教育課程の編成と授業展開をしています。
① 「愛情」「健康」「明るさ」など保育者としての基本的資質の上に、保育・教育に必要な専門的知識と技術の修得を確実なものとするため、理論と実践の科目をバランス良く配置するとともに、社会人として職業人としての責任を自覚し、広い視野で行動できるように科目を設けている。
② 子どもを取り巻く環境に興味と関心の目を向け、豊かな知識と技術に裏付けられた責任感や行動力を備えた保育者を目指し、問題発見や問題解決に積極的に取り組む意識と能力を養成するため、アクティブ・ラーニング方式で学ぶ科目を多く配置している。
③ 現代的諸問題に常に関心を持ち、社会の問題を自己の問題として捉え、考え、地域に貢献できる保育者となれるよう、外部講師招聘・キャンパス外での授業、地域の子ども達と交流を深める授業など多角的な授業展開ができるような科目を配置している。
○アドミッション・ポリシー
本学の学園訓である「気品」「知性」「奉仕」の精神を理解し、「健康にして、良識ある人格高き社会の指導的人物を養成し、地域の発展に寄与する」という教育目標に応え、積極的に学ぶ意欲と自らを高める努力を怠らない人物で、本学において学びたいという強い意志と意欲を持った人物を求めます。
① 子どもの教育や保育に関わる仕事に就きたいと考える人
② 子どもを取り巻く環境や問題に興味や関心が高い人
③ 教育や福祉問題に関心を持ち、地域社会に貢献したいと思う人
埼玉純真短期大学
学長 福田庸之助
Fukuda Younosuke