今日の心がけ~職員のスピーチ~

一つの縁から

一つの出会いで人生が変わることがあります。
出会いは不思議な偶然の重なりと思われがちですが、恵まれた縁をつかめるかどうかは自分次第です。

ある日、Yさんがいきつけの居酒屋で、一人で食事をしていた時のことです。
突然、カウンターで隣り合わせた人から話しかけられました。
驚きながらも話を聞くと、その人は出張で来ているとのことでした。
お酒の力も手伝って、会話に花が咲き、楽しい時間となりました。
嬉しい縁を感じたYさんは、最後に名刺を交換し、その場を後にしたのです。

すると後日、相手から「先日は楽しい時間をありがとうございました」と書かれたお礼状と共に、地元の特産物が届いたのです。
Yさんもすぐに返礼をしました。
今ではそれが縁となって、定期的に連絡を取り合う仲になっています。

出会いは、いつ、どこで、どのように訪れるかわかりません。
訪れた縁を繋ぐためにも、連絡先を知っているならば、電話、メール、手紙など、具体的な行動に表わして、「出会い」を「つながり」に変えていきたいものです。

◆今日の心がけ◆良き出会いを得ましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

物語やドラマなどでは、縁は不思議な偶然の重なりで、ハラハラしたり、胸をトキメカせるものになっています。
現実でもそれはあると思いますが、行動を起こさなければ出会わない縁が多いのではないかと思います。

私自身、今まで出会えた人達は、運命で自然と出会えたわけではなく、自分が選択してきたことの中で、繋がってきた縁だと思っています。
自分が今の職場を紹介してくれた人と出会っていなければ、その前に、前職を辞める決断をしていなければ、更に前に、前の職場で出会った人達がいなければ、など、私自身が行動し、選んできた結果、今のみなさんとの縁ができています。

職場だけではなく、プライベートでも、大好きなアイドルや俳優さんと出会えた縁や、その人を通して何万人もいるファンの中で出会えた仲間との縁、何件もある家の中から、私の家に来てくれた猫との縁、沢山の溢れるほどある物の中で出会えたお気に入りの物など、全て素敵な縁です。
今までもそうでしたが、やむを得ずお別れをしなければならなかったり、別の出会によって離れてしまったり、寿命によって使えなくなってしまったり、この素敵な縁が繋がっていかないこともあると思います。

ですが、これは悪いことではなく、縁が切れたのでもなく、昨日、学長先生のお話にもあったように、縁あって出会い、思い出に残っていくのだと私は思います。
そして、良い縁も良くないと感じる縁も、どれかが欠けていたら今ここでこうしている私という縁には繋がらなかったので、良くも悪くも、ちゃんと思い出に残せるように、誰かの思い出に残れるように、今繋がっている縁を大切にし、これから繋がる縁を楽しみにしたいと、改めて思いました。

庶務係 大澤


そうですね。
出会いは不思議な縁の始まりですね。
この縁もチャンスと同じで出会った瞬間に掴み取る必要があります。

この縁は縁を繋ぎ、さらに大きな縁となって拡がり深まっていくのです。
人の人生での幸福感はこの縁の広がりと深さによるところが大きいと言えます。
このご縁は偶然から発するものかもしれませんが、縁とするにはその後の行動が重要となりますね。

出会うということ自体はこれもたいへん不思議なことです。
同じ場所、同じ時刻にいたとしてもお互いの行動がなければ出会いは起こりません。
今、仲良くしている人との最初の出会いの時を思い出してください。

「袖すり合うのも他生の縁」といわれれます。
人とのどんな関わりも偶然ではなく、何かのご縁によって引き起こされているのです。
このように考えていくと、すべての出会いは何らかの意味を持つのでしょう。

そうなると、出会いを大切にして、それを縁までに引き上げることができる人になりたいですね。
日本人は特にご縁に不思議な力を感じていたのではないでしょうか?
これからも縁の不思議さを感じ大切にしながら、良好な拡がりと深みを持った人間関係を構築したいですね。

藤田

 

 

 

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