今日の心がけ~職員のスピーチ~
「伝える順番」
2019.01.10
思っていることや感じていることを正しく
相手に伝えることは難しいものです。頭に浮かんだことを
そのまま言葉にするうちに、自分でも何を伝えたいのか
わからなくなってしまった経験は、誰しもあるでしょう。
話をする際には、まず自分の言いたい結論(Point)を
端的に述べ、次にその理由(Reason)を伝えます。
そして、具体例(Example)で補強し、相手を納得へ導いたら、
最後はもう一度(Point)を述べて締めくくります。
伝えたいことがきっと相手に通じるはずです。
◇今日の心がけ◇ まずは結論から伝えましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
PREP法は、プレゼンやビジネスの場で使われることが
多いようです。その理由は3つあります。
- 最初に結論を述べているため、短時間で話の概要をロスを防げる。
- つかみやすく要点がわかりやすいため、結果的に時間の
- 話の理解がふかまりやすい。結論がわからないままストレスがたまる。
- 話を進められると聞き手はわくわくするどころか
- 要点が記憶に残りやすい。人は最初と最後が記憶に残りやすい結論で終わる話の組み立て方は効果的。
- という特性を持っているため、結論から話が始まり、
しかしながら、日本人は曖昧が美徳につながるという文化があり、
ストレートな言葉の表現を苦手とする人もいます。
そのため、合理的で簡潔な話し方が相手に乱暴な印象を
与えてしまうこともあるかもしれません。
相手やその時の状況を考えて伝え方を選択する必要があると感じました。
教務係 寺田