今日の心がけ~職員のスピーチ~
不可能なことはない
2019.01.09
昨年、パラリンピックの卓球男子シングルスに出場した、
エジプト代表のイブラヒム・ハマト選手は、十歳の時に
列車事故で両腕を失いました。
自らのサーブでは、靴を脱いだ右足でトスを上げ、
ラリーでは、口にくわえたラケットでボールに食らいつくハマト選手。
「目標は勝利だけじゃない。不可能なことはないと伝えたい」
と懸命に戦う姿に、大きな拍手が湧き起りました。
私たちの仕事に置き換えれば、時に、困難な状況下で業務を
進めなければならないこともあります。条件や環境が整わずに、
躊躇する場合もあるでしょう。
しかし、行動しなければ状況は変わらないものです。
仮に失敗したとしても、失敗から学ぶことはたくさんあるでしょう。
行動への一歩は自分の心から始まります。「きっとできる」
と強く決心した時、新しいアイデアを思いついたり、困難な状況を
変える出合いがあるものです。
自分にとって苦手なことや困難なことが生じた時こそ、ハマト選手の
「不可能なことはない」という言葉を思い出し、積極的に挑戦して
いきたいものです。
今日の心がけ◆失敗を恐れず挑戦しましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より
失敗にも悪い失敗と良い失敗があります。ただ言われた通りやる、
ただそのままやってミスをするのが悪い失敗です。
良い失敗は、自分でやってこうなったんだと次につながる
予想がでるようになる失敗です。
成功するには挑戦を増やすことが重要です。
よく野球で例えられますが、打席に立ち続けて挑戦することが
ヒットを打つチャンスを増やすことで成功に繋がります。
打席に立たないとヒットは打てません。挑戦しないと成功はないのです。
数うちゃ当たることもあります。まずは挑戦を増やし続けたいです。
そののちに質を求めて成功する確率を上げていきたいです。
事務局係長 田中淳一