今日の心がけ~職員のスピーチ~
工場産きのこに思いを込めて
2018.11.15
キノコメーカーのホクトは、キノコの食文化が根付く長野県で、
品種改良から生産まで、すべての工程を一貫して手がけています。
栽培から収穫までの工程はすべて機械化され、
熟練のキノコ採り名人のような動きをするロボットが、器用に収穫をしていきます。
しかし、計量してトレーに並べる作業は、人の手で行なう部分が多いそうです。
売り場で手に取ってくれるお客様の姿を思いながら、
少しでもおいしく見えるように、
丁寧に並べる手作業を経て、全国に出荷されるのです。
しかし、今の業務の先にいるお客様の笑顔を思い浮かべることは、
さらに良いものを生み出す原動力になるでしょう。
目前の業務の先を思い描いて、丁寧な仕事を行なっていきたいものです。
今日の心がけ◆お客様を思い描いて仕事をしましょう
一般社団法人倫理研究所発行「職場の教養」
家庭でつくる料理も、同じなのかなと思いました。
私の家は両親が共働きだった為、
昔は一緒に住んでいた祖母に夕飯を作って貰っていました。
「これは美味しいね」と言った料理は、褒められたことが嬉しかったのか
週に一度のお決まりの料理になったこともありました。
家族から美味しいと言われると、
次も頑張って美味しい物をつくろうという気持ちになります。
小さい時は気づきませんでしたが、
働いて育ててくれた両親や祖父母には、感謝をしてたものの、
なんとなく当たり前の事のように思って育っていました。
しかし、自分が社会人となり働いてみて
無償の愛で私をここまでお育ててくれたことに気づくことができました。
両親や家族に感謝しきれません。
話しは少しそれましたが、
1年生は現在、1月から3月までの施設実習の準備の最中です。
学生の中には、再三言っても提出物が出ない学生もおり、
この時期は学生の呼び出しも多くなります。
指導が大変だと思う反面、学生も学業や実習、ボランティア活動、
アルバイトと、日々忙しい2年間を送っているんだと思うと
できる限りのサポートをしてあげたいと思ってしまいます。
私たちの思いは今の学生には伝わらないことの方が多いですが、
学生が、実習をやり遂げ、無事資格を取得して卒業し、
社会に出て、たくさんの経験をする中で、相手の気持ちになって
いろいろな人に感謝できる、保育者になってもらいたいと思いました。
実習指導係 加藤