今日の心がけ~職員のスピーチ~

はねのけない

2018.09.18

Mさんは製造業の会社に勤めて二年目です。
検品や部品の仕分け、図面の仕分けや書類の作成など、
多くの業務で経験を積んでいます。
その中で、先輩から厳しい指導を受けることがありました。
その指摘に、落ち込むこともありました。
注意されたことを受け入れるのは、なかなか難しものです。
とはいえ、嫌がっていては、成長の機会も失ってしまうでしょう。
Mさんは、先輩からの指摘を素直に受け止めることで、
業務の優先順位をつけられるようになるなど、
仕事がより洗練されてきました。
はねのけるのではなく、まずは受け止めようと心がけているMさんです。

◆今日の心がけ◆アドバイスを素直に受け止めましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

製造業の会社に勤めていた時に、全く同じ経験をしました。
今思うと、あれは部品の検品で、あれは図面の仕分けや整理で、
あれは部品に付ける札を付ける為の入力だったんだなと分かります。

ですが、入社したてで会社のことがよく分からなかった頃の私は、
先輩方から教わっていることが何の為なのか?
それ以前に、そのこと自体が何なのか理解できていませんでした。
ただ言われたことを言われた通りにしかできず、
間違えて作業をしていても、
それがどんな間違えなのか分かっていないため、
先輩にただ文句を言われているような気持ちになって、
とても落ち込んだ記憶があります。

入社したての頃は、業務内容をよく理解できていないので、
普段の作業も、指摘されたことも、そのまま受け止めて言われた通りに行っていました。
ですが数か月経ち、仕事を覚えてなんとなく会社にも慣れてきた頃には、
自分の行なった業務が会社の中でどのような意味を持っているのかが分かるようになって、
自ら間違いに気付くことや、指摘されて自分で考えて、改善することもできるようになりました。

このお話もそうですが、
仕事を覚え初めの頃は、分からない故に、周りの指摘やアドバイスを素直に受け入れますが、
慣れてきて自分のペースで出来るようになってくると、自分のやり方や
その業務に対する変なプライドなどで、周りの言葉を素直に聞くなくなり、
少し意地になっていることがあると思います。

それでは自分自身の成長の機会を失いますし、
折角アドバイスをしてくれた相手にも嫌な気持ちを与えてしまいますので、
これをきっかけに、もう一度、覚え初めの頃の謙虚さを思い出して、
周りの指摘やアドバイスを、「そんなこと知ってるし」と思わずに、
「知ってたつもりだけどどうだったかな?」と、
素直な気持ちで受け止めるようにしていこうと思いました。

庶務係 大澤

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