今日の心がけ~職員のスピーチ~
タイトル:桜の美しさに学ぶ
2014.12.12
「万葉集」には、桜を詠んだ和歌や俳句が数多く収められています。
桜は古来より日本人に親しまれ、人々の生活と、密接に関わっていました。
奈良・吉野の桜は、御神木として崇められ、
「桜の花には神霊が宿る」と信じられていました。
枝を折って頭にかざし、霊力にあやかろうという習俗もありました。
桜の花の咲き具合によって、穀物の豊凶を占ったともいわれています。
桜の種類は、昔は今ほど多くはなく、野や山に自生する山桜が主だったようです。
時代が進むにつれ、交配や品種改良が行われるようになり、
江戸時代には三百品種ほど、現在では六百品種以上に増えています。
桜の木を少し離れたところから眺めると、全体が一つの美しい景色を作り出しています。
それは、美しい花が集まって作り出す調和・和合の美しさでしょう。
桜の調和・和合の美しさは、家庭や職場や社会という組織のあり方にも
通じるものがあるのではないでしょうか。
今日の心がけ◆和を尊びましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
桜の木は冬には地味な幹の色でひっそりとたっているのに、
春になるとあっという間に辺りの景色をピンク色に変えてしまいます。
そして桜をみてワクワクしたり、やる気が湧いてきたりします。
これも春夏秋冬のある日本だから感じられることです。
来年の本学カレンダー表紙にも桜が使われています。
純真の校舎と綺麗にコラボしておりますので機会があったら観てみて下さいね。
教務係 田口