今日の心がけ~職員のスピーチ~

世界とのつながり

2023.12.18

「食品製造会社で働くAさんには、小学一年生の子供がいます。
家族と夕飯を食べていたある日、話題が会社の新製品に及びました。
Aさんは原材料の説明と産出国がK国であることを伝えました。

すると、子供から「それってどこにある国なの?」と質問されました。
そこでAさんは地球儀を手にして、「日本はどこだかわかるかな?」K国はここだよ」と指し示したのです。
さらに「どんな国なの?」と質問が続き、親子間での会話が弾んだのでした。

直接海外とやり取りをする業種もあれば、そうではない業種もあるでしょう。
取引先や協力会社の所在地、原材料の産地などを辿れば、私たちの仕事は多かれ少なかれ、<世界とつながっている>といえるのではないでしょうか。
日本の輸出入の総額からも、世界の国々とつながっていることがわかります。

時には自分や自社の仕事が世の中や、世界へどのような影響を及ぼしているかに思いを馳せる時間を持ちながら、目前の仕事に取り組みたいものです。

◆世界とのつながりに目を向けましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

物作りをしている場合は、材料が世界のどこかからとか、出荷先が世界のどこかだったりと、世界との繋がりは分かりやすく感じられるかもしれません。
しかし、私の行っている業務は、何かを作ったり、売ったりしているわけではないので、世界と繋がることは難しいかもしれません。

ですが、世界と繋がることは難しくても、学生や職場や地域等の方々など、人とは繋がっていると感じることはできます。
相談をしたりされたり、悩みを話したり、困り事を助け合ったり、好きなものを共感したり、ただ挨拶をするだけでも、繋がっているのだと思います。

小さな繋がりですが、その繋がりが更に繋がって、世間は狭いね~と驚くこともあります。
世界規模での繋がりを感じられることは、やりがいや自分の自信になったりすると思います。
私は身の回りの小さな繋がりを大切にして、いつか世界規模の繋がりになると良いなと思いながら、業務や私生活を丁寧に行っていこうと思います。

庶務係 大澤


そうですね。
個々人のひとつ一つの行いや全てのモノゴトは世界に繋がっていますね。
海や森林の汚染状態と見ると一つの小さなことの積み重ねがこの状態を作り出しているのですからね。

先進国といわれる国々のプラスチックごみが発展途上国に送られ不適切な処理から問題を引き起こしています。
このなかで大きな課題の一つに海洋プラスチックごみがあります。
海に放棄されたプラスチックが海洋を漂い続けた結果マイクロプラスチックとなり、人類を含めた生き物に深刻な健康被害をもたらしていますね。

森林伐採も海洋汚染と同じ状況です。
経済的に豊かな国が必要とするものを供給するために森林伐採が行われ、地球の自然環境を破壊しているのです。
このようにプラスの事柄もマイナスの事柄もすべては世界は繋がっているのです。

自分だけが、地元だけが、地域だけが、自国だけがと考えている人が多いのですが、地球は一つであることを意識して欲しいですね。
自分も、地元も、地域も、自国も、みんな繋がっているからみんな一緒にとの考え方を世界の人々が持つ日を待つばかりです。
一滴の雨だれが海を介して世界に拡がるように、一つの小さな善い行いが世界平和につながっていきますからね。

藤田

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OPEN CAMPUS

オープンキャンパスの日程を見る

受験生向けのお知らせ

一覧で表示

在学生向けのお知らせ

一覧で表示

閉じる
閉じる
閉じる