今日の心がけ~職員のスピーチ~

笑顔の効果

2023.11.13

 部員の補填で、経理部から営業部に異動となったAさん。内勤とは打って変わって、お客様と会い、他部署の人たちと打ち合わせをする機会が増えました。
 先輩から「営業には笑顔が必要だよ」と聞かされていたAさんは、洗面の時やお風呂から出た時など、鏡に向かって笑顔の練習を始めました。
 しかし、なかなかベストな笑顔になりません。

 ある時、職場で集合写真を撮る機会がありました。
Aさんは写真を撮られるのが苦手でした。
なぜならば、<笑顔で>と思うほど引きつった顔になるからです。

 その時、何故かカメラが連射モードになって撮影者が慌て、みんな自然と笑ってしまいました。
 出来上がった写真では、Aさんも楽しそうに笑っていたのです。
 これまで無理に笑顔を作っていましたが、<モデルではないし、自然と笑顔になればいい>と思ったAさん。
 先輩から、「最近、笑顔が増えてきたね」と言われるようになる頃には、営業の成績も少しずつ伸び始めていたのです。

今日の心がけ◆笑顔で応対しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)


 自分がお店に行った時に店員さんが笑顔だと、話しやすかったり、気持ちよく買い物ができます。
営業とまではいきませんが、私たちの仕事も学生や学外の方などと接する機会が多いです。
そのため、普段の応対では、この話と同様に考えられると思いました。

 笑顔といってもいくつかあり、良くも悪くも感じられることがあります。
張り付けたような笑顔、笑顔でも理解していないと感じるような相手には苦手意識を持ちます。
相手に良い印象となるような笑顔が自然に作れればよいと思いました。

 他にも、話しやすい雰囲気や優しい応対ができることが、人とのやりとりで必要だと思います。
笑顔と併せて考えて優しい対応をするようにしていきたいと思います。
学生では笑顔で応対することではない場合もありますので、その状況に応じた適切な応対の判断ができるように努めたいと思いました。

教務係 相馬

そうですね。
笑顔は乳児が生れて初めて他人を意識したときの表情なのかもしれませんね。
この笑顔に出会った周囲の人たちも全員自然と笑顔になりますね。

対人関係の返報性が言われますが、この笑顔はまさに相手への好意のメッセージです。
相手もこの笑顔に呼応するように笑顔になり、良好な人間関係の始まりとなります。
これは人間だけに与えられた天からの恵みだと感じています。

単純に簡単な計算をしてみましょう。
出会った2人が笑顔になって、また次に会った2人を笑顔にすると10回で、どれだけの人が笑顔になるでしょうね。
人間の顔に笑顔が絶えないうちは争いは生じないでしょう。

人類に近い類人猿やペットの犬や猫は、恐怖と怒りの表情はあっても笑顔はありません。
人間は笑顔で争いをしないようにできる動物なのです。
今、争いをしている指導者の表情はまさにこの笑顔から遠のいた動物の表情です。

家庭でも、職場でも、至る所で多くの人と毎日のように顔を合わせます。
できる限り、相手より先に、笑顔で、一言添えて、挨拶ができれば良いですね。
特に子どもたちと一緒に過ごす保育者は常に笑顔を求められます。

本学の学生がいつも笑顔で、元気な明るい挨拶を交わしているのを見ているだけでこちらまで元気になります。
同じように、学生を元気づけるのも仕事の一つである教職員は率先して笑顔の挨拶をしていきましょう。
笑顔で包まれるキャンパスは人を惹きつけますからね。

藤田

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