今日の心がけ~職員のスピーチ~

年越し

2023.11.13

 大晦日になると、年越しそばを食べる人が多いでしょう。
 この風習は江戸時代に始まったとされますが、その由来をいくつか挙げてみましょう。
 ①内臓に溜まった土kを取り去ってくれる、②そば粉100%だと他の麺に比べて切れやすいことから、悪縁が切れる、③金細工師が金粉を集める際、そば粉を練ったものを使ったことからお金が集まる、など諸説あるようです。
 
年越しそばの意味合いは様々ですが、新たな年を迎えるにあたって、この1年で溜まった「負の要素」を捨て去ることが大切です。
「大掃除は計画的に済ませた。捨てるべきものはきっぱりと捨てた。借りたものはお礼を述べて返した。世話になった人には感謝の思いを伝えた」。
 
 このように、新しい年に持ち越さないようにできたでしょうか。
 年越しそばをおいしくいただけるよう、気になっていることを先延ばしにせず、後始末をつけて新しい年を迎えたいものです。

今日の心がけ:1年の締め括りをしましょう。
出展(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 余談ながら、蕎麦はポリフェノール成分が含まれており、抗酸化作用や弱体化した血管を修復するような効果があるそうです。
蕎麦には三大蕎麦(戸隠・出雲・わんこそば)や江戸前御三家(藪・更科・砂場)といったものから五大蕎麦、十二大蕎麦等等いろいろと、二つ名を持っているものまであります。

私にもマイ三大蕎麦がありますし、多くの人が愛している食べ物の一つであることは間違いないでしょう。
蕎麦通という人も多く、噛まずに飲め、や辛い汁に蕎麦先だけつけて食え、どっぷりつけることを卑しんだり、等の表現が時代小説には多く出てきておもしろかったりします。
 
さて、文中にもある「気になる」ことというのは寝ても覚めても思い出す性悪なものです。
心配事があると飯もまずくなります。

本日の心がけのように1年の締め括りも大事でしょうが、都度解消して、笑って終わりにしたいものです。

 以上

進路支援担当 奥貫

 

もうそんな時が近づいてきたのですね。
ほんとうに時の過ぎるのは早いものです。
しかし、誰がこの「年越しそば」を仕掛けたのでしょうね。

「土用の丑の日」は、鰻が売れないこの季節にウナギを売る鰻屋による仕掛けだと言われています。
鰻屋から相談を受けた平賀源内が「本日土用の丑」と貼り紙をさせ、大繁盛させ土用の丑に鰻を食べる行事したともいわれています。
バレンタインデーチョコは1936年、神戸の「モロゾフ」の外国人向けの「愛の贈り物としてチョコレートを贈りましょう」だったと言われています。

モロゾフのオーナーは定着しなかったバレンタインデーでも諦めることなくバレンタインを宣伝し続けました。
それに大阪の阪急百貨店が目をつけ1951年から毎年の恒例企画になったようです。
関東のバレンタインデーは1958年、メリーチョコレートが新宿伊勢丹に「バレンタインセール」の看板を出しましたが、売れたのは、板チョコとメッセージカードがそれぞれ5枚。微妙な成果だ。
しかし、このチョコレート作戦も諦めることなく継続した結果が現在にいたっています。

恵方巻きにしてもおなじですね。
江戸時代から明治時代にかけての大阪で節分のお祝いや、商売繁盛祈願に始まったといわれています。
それが、セブンイレブンが広島県で太巻きを「恵方巻き」と名付けて、1989年に売りだしたのが初めだそうです。

この恵方巻には20年以上も前に神戸に旅行した折に初めて食べて驚いた記憶があります。
この恵方巻の行事も次第に広がって、今では全国的な行事となっていますね。
すべては、誰かが火をつけ、継続的に取り組んでいると、いずれは花が咲くことを証明しているようです。

この一年を振り返って後始末をして締めくくりとするとともに次なる取り組みに挑戦しましょう。。
卒業の英語“Graduate”(段階的に登る)や“Commencement”(始まり)は終わりとともに始まりを意味していますね。
“Spiral”階段のように、終わりを継続の始めと位置付けて、物事に継続的に取り組んでみましょう。

藤田

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