今日の心がけ~職員のスピーチ~

外面内面

2019.11.21

O氏が朝食を食べていると、妻が低音の皮肉めいた口調で話し始めました。
「近所のE子さんに、『あなたのご主人、いつお会いしても明るい笑顔でご挨拶なさって素晴らしいわ。立派なご主人と一緒になられて幸せですね』と言われたの。
『ありがとうございます』と応えたものの、誰のことかと一瞬耳を疑ったわ」
妻は結婚以来、O氏のそのような姿を一度も見たことがないと言うのです。
この妻の言葉は、O氏の胸にグサッと突き刺さりました。
たしかにO氏は、今まで、妻に対して感謝の言葉を伝えたり、挨拶をしたことはありませんでした。
いつも人の目や噂を必要以上に気にして、〈よく見られたい、良く思われたい〉と、上っ面ばかり良くしてきたのです。
家庭の中では無愛想だったことを反省したO氏は、まず妻に喜んでもらおうと努力を始めました。
極端な言い方に「家でやらないことは、外でもやるな」という言葉があります。
できるだけ外面も内面もないよう、立ち居振る舞いに気をつけたいものです。

今日の心がけ◆まず足元を固めましょう
「職場の教養」(一般社団法人倫理研究所より)

外面と内面のある下手な接し方をする人を見た時、気持ちの良いものではありません。
例え両面を持っていても、片方だけを見たのであれば、それで収められますが、この人は、こんなに使い分けているのだと思うと、信用できないなと感じます。

対外的に接する相手で判断して、上手に使い分けているなら、それもコミュニケーションの手段ですが、下手な方は、相手に見透かされて、悪い印象を与えるだけかと思います。

私は、気持ちをコントロールすることは上手くはありません。
子供の頃、“自分”を出すのが苦手でした。
どこか、もっと前に出られたらいいのになと、心の中で思っていたのかもしれません。
その反動なのか、ストレートに感情を出さないと損をしている気分になります。

どうせ使い分けができないなら、常に笑顔で接することを心掛けようと思ったこともありますが、気持ちがこもっていなければ、結局は下手な外面です。

日頃から相手を想って接することを心掛けたいです。

事務局 係長(進路支援担当) 中村 周

OPEN CAMPUS

オープンキャンパスの日程を見る

受験生向けのお知らせ

一覧で表示

在学生向けのお知らせ

一覧で表示

閉じる
閉じる
閉じる