今日の心がけ~職員のスピーチ~

年に一度か毎日か

2019.10.07

今年の夏、念願の自宅マンションを購入したAさんは、新たな気持ちで仕事に励んでいました。

年末が近づいたある日、帰宅して家の中を見回すと、きれいに片づいています。
特に汚れが気になるところもありません。
住み始めてまだ数カ月しか経っていないだけに、さすがにきれいだなと思いました。

「今年の年末は大掃除をする必要がないね」と妻に何気なく話すと、
「新しい家を汚しちゃいけないと思って毎日掃除してきたけれど、今年は大丈夫そうね」という言葉が返ってきたのです。

妻の言葉にハッとしたAさん。
〈そうか、妻が掃除をしてくれるからきれいなんだよな〉と思い、「いつもありがとう」と感謝の言葉を伝えたのです。

年末に向けて、大掃除の計画をしている企業も多いでしょう。
働く場への感謝を込めて、1年間の埃を取り払うと共に、日々、目に付かないところで清掃をしてくれる同僚や業者の人たちにも、感謝の心を向けたいものです。

今日の心がけ◆目立たない働きに感謝しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

先日、息子の部屋を開けてみると、クローゼットを全部出して足の踏み場がないくらいゴミ袋を何袋も積んでおり、ビックリしてしまいました。
本人に聞いてみると、テストが終わったら部屋を綺麗にしたいと考えていたとのことでした。

少しみていると、これも捨ててしまうの?もったいないな・・・と思うものもあり、口を出しそうになりましたが、今、物を持たない「ミニマリスト」が多いということを思い出しました。
確かに物がないと、掃除もしやすく、この調子でいけば年末の大掃除はいらない様子です。

*ミニマリストとは
「持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。
自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。」

今回の大掃除で息子自身が掃除に苦労した分、掃除がどれだけ時間がかかるかや、今まで誰かが片付けてくれるだろうと甘えていたことなど、何かを感じ取ってくれていることを願って、今後、部屋がいつまで綺麗を維持できるのか見守っていきたいと思います。

教務係 田口

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