今日の心がけ~職員のスピーチ~

地球の日

2022.12.02

明日二十二日は、地球環境について考える日として提案された記念日「アースデイ」です。
別名「地球の日」ともいわれます。
アースデイは、1970年、アメリカの上院議員であったゲイロード・ネルソン氏によって提唱されました。
日本でも「地球のことを考えて行動しよう」というテーマで、毎年四月には、様々な環境イベントが開催されています。
本誌「職場の教養」の発行元である倫理研究所では、人間対人間のみちを超えて地球的な視野を持ち、環境保全の実践を含めたグローバルな倫理として、「地球倫理」を提唱しています。
私たち人間が地球の恵みのお陰で生かされていること、それにも関わらず様々な悪影響を地球に及ぼし続けていることは、日頃、なかなか実感しにくいことかもしれません。
大いなる地球に思いを馳せつつ、水道の蛇口のひねりを浅くしたり、ごみを減らす工夫をするなど、何か一つでも具体的な実践に取り組んでみませんか。

◆今日の心がけ◆地球環境に思いを馳せましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

このお話を読んで、地球に対して、自分は何をしているのかと、改めて考えてみました。

環境を考えて、エコバッグを使う、使わない電気をこまめに消す、エアコンの温度を必要以上に下げない、車のアイドリングをしないなど、ごく一般的なことで、特別なことはしていません。
きっと世界中の人の多くが同じようなことや、更にもっと色々なことをしています。

ですが、残念なことに、長年かけて壊してしまった地球の状態は、何かをしたからといって、すぐには回復でません。
たまたま見ていたテレビ番組で、温暖化は少しずつ進み、北極などの氷は溶け続けていて、数年後にはこんな風になるだろうということをやっていました。
こんな番組を見ると、その時は、なんとかしなくちゃ…と思いますが、身近に不都合が起こらないと、すぐに他人事の気持ちにになってしまっています。

それは私が色々な物や環境に恵まれた、日本に生まれて暮らしているからだと思います。
地球を何とかしようと考えると、大きすぎて遠い話しに感じてしまいますが、同じ地球に生きている人のことを考えると、少し自分事に思えるかもしれません。

自分が無駄に流してしまっている水は、自分自身にとっては何も感じていない日常ですが、その水を手に入れることが難しく、手元にある水を飲むことすらできない人がいることを考えると、なんて勿体ないことをしているんだろうと反省します。
そして、その人たちに対して、何かできないか?と考え、募金を考えたり、節水を考えたりします。
そんな風に、同じ地球に生きている人や生き物に思いを馳せ、思いやりを持って、身近なできることで、まずは今、暮らせている環境を大切にしていきたいと思いました。

庶務係 大澤

 

そうですね。
地球の環境と言われても、日ごろ生活している中ではあまり感じることはできません。
しかし、身近な洪水などを見ると他人ごとではありません。

アマゾンで今年1年の森林伐採が秋田県と同じ位の面積であるとの報道がされていました。
地球上のすべてのものは循環とバランスによって成り立っています。
その循環を断ち切り、バランスが崩れるとどのようなこと起きるかはある程度想像がつきます。

これらの原因の大きなものが人口増加だと言われています。
産業革命が起きるまでの十数万年もの間、地球人口は10億人に満たない数で微増でした。
それが産業革命以降、わずか200年の間に8倍となって、100億人も間近です。

物事には限界があります。
限界まで保っていた状況は限界点に達すると一気に崩壊します。
その前に何らかの対策が必要となります。

空気や水も食料も気温もすべてが循環の中でバランスが保てるようにしたいですね。
アル・ゴア元アメリカ合衆国副大統領が「不都合な真実」の中で述べていたことを思い出しますね。
中学時代に倣った鴨長明の方丈記「行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。」の一文が浮かびます。

今、SDGsが叫ばれていますが、保育者を目指す学生が実行していけるようにしたいですね。
そのためにも、サポートをする教職員自らが、まず身近な身の回りから実行していかなければなりませんね。

藤田

藤田

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