今日の心がけ~職員のスピーチ~
思い切って捨ててみよう
2019.09.13
物を溜め込むクセがあり、多くの物に囲まれて仕事をしているAさん。上司から「必要な物と不要な物を分けて、整理整頓するように」と指摘されました。
よし、と一念発起して、身の回りの物の仕分けを始めました。
すぐに決断できる物もあれば、要不要の判断がしにくい物もたくさん出てきました。
いつもなら、「いつか使うかもしれない」と、また机にしまい込むAさんでしたが、この時は、思い切って処分することにしました。
すると手元には、本当に必要な物だけが残りました。
そして、この物をより一層大切にしようという気持ちが湧いてきたのです。
すてにすて すてて又すて すててこそ まことの我は あらはれるとしれ
これは、本誌の発行元である倫理研究所の創始者・丸山敏雄が、弟子の一人に送った短歌です。
物を捨てるという行為は、あくまでも形の面であり、その奥では、執着する心や必要以上にこだわる心を捨てることにつながっています。
大掃除をしながら、心もスッキリさせて一年を締めくくりたいものです。
今日の心がけ◆物の整理で心を整えましょう(職場の教養:一般社団法人倫理研究所より)
断捨離が流行っていますが、今は暑いから秋になったら・・今度のお休みの時に・・と理由をつけて先延ばしにしています。
これを機に断捨離について調べてみると
「断」=入ってくる不要なモノを断つ
「捨」=不要なモノを捨てる
「離」=モノへの執着から離れる
とのことでした。
この中で自分は「離」が出来ていなく、今は必要でないけれども、とりあえず取っておこうと思うことが多く、
放置し、劣化し、あきらめがついて捨てていることが多いなと反省しました。
これはただのモノへの執着だけだったということがわかりました。
本当に必要なものなのかをその時に考え、同時に気持ちの整理整頓をしながら行っていくことが大切なのだと思いました。
年末に向けて残り3ヵ月!物の考え方を心機一転し、家の色々な場所の断捨離に取り組んでいきたいと思います。
教務係 田口