今日の心がけ~職員のスピーチ~

当たり前

2019.07.24

 「偉人の背後には偉大な母がいた」と言われます。
福沢諭吉の母・お順は、どのような人にも分け隔てなく接する、情の深い優しい女性でした。
お順が時おり面倒を見ていたチエという若い女性には、頭にはシラミがたかり、異臭もするので、周囲の人は嫌がって近寄りませんがお順は、いやな顔を一つせず、シラミをとってあげていました。
シラミ取りを手伝わされていた諭吉は、嫌で仕方ありません。
ある日、とうとう我慢できず、「母上、胸がわるくなりました」と投げ出してしましました。
 お順は、「情けない人ね」と諭吉を笑い、「私だって気持ちが良いとは思えませんよ。
できる人ができない人のためにしてあげる、それが当たり前だと思うんだけど」と諭したのです。
我に返った諭吉は「何ともなくなりました」と、手伝いを続けたのでした。
 たとえ小さな事柄でも、困った人やできない人に手を差し伸べる、思いやりの心を育んでいきたいものです。

今日のこころがけ◆必要とする人へ手を差し伸べましょう
 (『職場の教養』: 一般財団法人倫理研究所より)

 人に親切に自分にできることを相手にしてあげることが当たり前という愛情と優しさ、助け合いの心の大切さを改めておもいました。
今、子どもたちも「凡事徹底」を学校目標に当たり前のことを当たり前にできる子になるよう簡単な事をやり続けているようです。
 私達は日常情報豊かで便利な時代ですが、人として大切な小さなことでも気づきおろそかにしない当たり前なことをやらなければなりません。
学生にも清掃や整理整頓、小さな子供やお年寄りなど困っている一人一人に手を差し伸べられる思いやりの心を育んで、接することができるような大人になってほしいと思います。

 庶務係・図書館 松本

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