今日の心がけ~職員のスピーチ~
元カープのお医者さん
2019.07.25
広島カープが初めてリーグ優勝したのは、四十一年前の昭和五十年のことです。この初優勝に貢献した助っ人外国人選手にゲイル・ホプキンス氏がいます。
氏は大リーグ時代、選手生命の短さを痛感し、医師として社会に貢献しようと医大進学を考えていました。
その矢先に、カープへの誘いを受けて入団します。
氏は、チームの中心として、一年目からホームランを量産しました。
その一方では、広島大学医学部の研究室を訪ねて、臓器や細胞、菌の研究を続けて、第二の人生の準備も継続していたといいます。
いつ、どんな場所でも挑戦を続けることで、可能性は開かれていくのです。
◆今日の心がけ◆何度でもチャレンジしましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
このお話を読んで、私にも、十代や二十代の頃はやりたいことや、いつかなりたいもの等が色々あったことを思い出しました。
たとえ成功で終わらなくても、なりたかった者になれなかったとしても、そのことにチャレンジしたことで身に付くことや、学んで得る知識などが必ずあるはずです。
私自身は、いつかは…とか、お金を貯めてから…などと先へ先へ延ばして、結局何者にもなれないまま、身軽に動ける年齢ではなくなってしまいました。
チャレンジできるうちにしとけばよかったなと、少し後悔しましたが、動けるうちに動いておくことの大切さや、チャレンジはタイミングが大切ということは、学ぶことができました。
これから社会に出る学生は、まだまだ沢山チャレンジをするチャンスがあり、成功も失敗も沢山できるので、そのタイミングを逃して、過ぎてしまってから気付くのは、本当に勿体ないことだということを、少しでも伝えられたら良いなと思いました。
そして、私にもチャンスがあれば、チャレンジする気持ちはまだまだ持っていようと思いました。
庶務係 大澤