今日の心がけ~職員のスピーチ~
負けからの出発
2019.06.20
誰にでも、生活や仕事の上で失敗の経験はあるでしょう。
それをどのように受け止めるかは、人によって大きな違いがあります。
「高校野球を変えた」とされる蔦文也監督は、徳島県立池田高校野球部を率いて、甲子園出場15回、優勝3回、準優勝2回を達成した名将です。
特に、昭和57年夏、58年春の大会では、「やまびこ打線」と称された圧倒的な攻撃力を示し、連覇を果たしました。
しかし、昭和46年の甲子園初出場までに20年かかった蔦監督は、「私の野球は負けからの出発」と、県発行の冊子に寄せています。
「負けることは不名誉なこととは考えません。 不名誉なことは、負けることによって人間が駄目になってしまうことだと思います」
「負け」という言葉を「失敗」に置き換えると、「不名誉なことは、失敗によって人間が駄目になってしまうこと」
となります。
失敗から謙虚に学びながらも、誇りや希望を失うことなく努力を続けることが、明日を拓く道なのです。
今日の心がけ◆失敗にめげず努力を続けましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
失敗は不名誉ではないという事ですが、これを糧に自分が成長する事であると感じました。
特に子供の頃に失敗をし、自分自身で学べば対応力がつくと思いますが、親として自分の子供を心配するあまり、手を差し伸べてしまいます。
例えば学校へのお休み連絡や、子供が先生に聞けば済む事を、親が直接聞いてしまうようです。
正確な情報が伝わり間違いはないですが、本人の勉強にはならないと思います。
子供は親の引いた安全な道を選べば、安定はありますが何の進化もありません。
自分で失敗と成長を繰り返し、前に進む事を忘れずに挑戦し続けてほしいと思います。
今後も失敗した時には寄り添える存在になれるよう見守っていきたいです。
教務係 田口