今日の心がけ~職員のスピーチ~

思い込みは危険

2019.06.17

 休日、Kさんが車で近所のスーパーへ買い物に行った時のことです。
 その道は、もともと歩行者や車の交通量が少ない道です。
〈ここは脇道からの合流も少ないし、危ないことはないだろう〉と、漫然と運転していました。
 前方の信号が黄色になり、ブレーキを踏もうとしたその時です。
  広場から、自転車が飛び出してきたのです。
「危ない!」と叫ぶと同時にハンドルを切り、必死で急ブレーキをかけました。
 すんでのところで衝突を避けることができ、Kさんは、自転車の若者を叱るよりも、ケガをさせずにすんだことに胸を撫でおろしました。
 そして、〈この道は危なくないから大丈夫〉という思い込みで運転することの怖さを痛感したのです。
 翻って、仕事やプライベートの人づきあいでも、過去の経験や見た目の印象から「こうだろう」と決めつけて判断をしていたKさん。
 今後は思い込みを改め、よく見、よく考えて判断していこうと思ったのです。

今日の心がけ◆新たな気持ちで人や物事に向き合いましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

車の運転では、「だろう」運転ではなく「かもしれない」運転をするように言われたことを思い出しました。
「車は来ないだろう」などと思わず、「角から出てくるかもしれない」といったように考えることで、事故が起こりにくなります。

これを仕事に当てはめても同様のことが言えます。
過去の経験を踏まえ、予想しておくことは大切で、それによって準備や対策ができます。
しかし、慣れや忙しさなどで、こうなるだろうと簡単に断定し、判断してしまっていると、見逃していることがありミスにつながったり、急な事態への対応が遅れてしまったりすることにもなるでしょう。

起こりうる様々な可能性も考えながら、ひとつひとつのことをよく考えて、判断していくようにしたいと思いました。

教務係 相馬

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