今日の心がけ～職員のスピーチ～

心と心を結ぶ言葉

文化庁が行なった直近の「国語に関する世論調査」によると、
「美しい日本語があると思う」と答えた人が、全体の９０．８％にのぼり、
多くの人が「思いやりのある言葉」や「挨拶の言葉」
に美しさを感じていることがわかりました。

「どのような言葉に出会ったとき、心と心を結ぶ言葉の大切さを感じるか」
という質問には、「地域や職場で気持ちよく挨拶し合うとき」が１位でした。

そして、「山道などで行き会った者が『こんにちは』などと声を掛け合うとき」
という回答が２位という結果となりました。

挨拶が、人の心と心を結ぶ大切な実践項目であることには、
誰しも異存はないでしょう。

例えば「おはようございます」という挨拶一つでも、
互いの心の距離がぐっと近づきます。
なぜなら、そこには「今日１日、仲良く励みましょう」という、
平和宣言ともいえる意志も含まれているからです。

さあ、今日も互いに、明るい声で挨拶を交わしましょう。

今日の心がけ◆挨拶で心を結びましょう
（『職場の教養』：一般社団法人倫理研究所より）

山道で行き会った人が挨拶するというのはアタリマエです。
先日、家族とハイキングに行きましたが、
私だけ体力がなく家族についていくのがやっとで、
早く休憩したくて悶々としていました。

するとすれ違った小学生から目も覚める元気な声で
「こんにちは！！」と言われ、
何か元気をもらい、あと少し頑張ろう！と足を進めた事を思い出しました。

あいさつが出来ない子がイジメにあうことが多いと聞きいたことがあります。
あの山であった小学生には全身から明るさが溢れ出ており、
イジメとは程遠い、クラスの人気者なんだと想像してしまいました。

本学も毎日、至る所で明るい挨拶が交わされています。

それが就職してからも続いていき、明るい人気者の保育者となってくれれば
良いなと思いました。

教務係　田口宏美