今日の心がけ~職員のスピーチ~
難しい仕事
2018.10.15
Mさんに、大きな商談のプレゼンテーションの依頼が舞い込んできました。
会社全体にとっても利益の大きい仕事です。自分より適任者がいると考え、
「私より○○課長のほうが…」と言いかけたものの、思い留まりました。
それは、小学校一年生の長男とのやり取りが脳裏をかすめたからです。
長男は、なわとびの新しい飛び方も、漢字を覚える時も、
「難しいよ、僕にはできないよ」と弱音を吐き、投げ出してしまうことが
度々あったからです。
その都度、Mさんは「チャレンジすることに意味があるんだよ」
「できないと言う前に、やってごらん」と長男に呼びかけ、
まずは行動することを促していたのです。
それにもかかわらず、自分はできる範囲を決め、
仕事の難題が押し寄せてきた時に、逃げ腰になっていることに
気づかされたのでした。
<できる、できないと考えるのはやめよう、仕事を通して成長させてもらおう>
と思い直したMさんは、
「承知しました!」と、気持ちよく返事をしました。
今日の心がけ◆頼まれた業務は喜んで受けましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より
人から頼まれると面倒くさい自分でやれよと思う人が多いでしょう
頼みごとは自分を試しているので、それは好機であり、
人に選んでもらえて任されることになります。
どれだけ相手の予想の上をいくかも必要かもしれません
だいたいが成果以外で評価されていろいろ形を変えて、自分に返ってきています。
頼まれたときの受け取り方でほぼ決まっているのかもしれません。
そのことに気を配りながら頑張りたいです。
事務局係長 田中淳一