今日の心がけ~職員のスピーチ~

六月の花嫁

2018.07.17

日本で結婚式の多い時期は、四月から五月、そして、十月から十一月です。
また、「六月に結婚した女性は幸せになれる」という西洋の言い伝えに倣って、いわゆる「ジューンブライド」に憧れを抱く女性も多いようです。
Fさんもその一人でした。交際しているB君と結婚することになり、半年前から、準備を進めてきました。
式場と打ち合わせを重ね、衣装や料理、引き出物などを自分の好みで決めることは、とても楽しいものでした。
おおむね結婚式の準備が済んだ頃、何気なく彼の意見を聞いてみました。
すると、「僕はもっと地味な結婚式が良かった」と言ったのです。
「何よ今更!」と大喧嘩となり、Fさんは泣きながらその場を去ってしまったのです。
Fさんは、事の顛末を母親に相談しました。
すると、「ジューンブライドに憧れて、気持ちが華やぐのはわかるけど、
一番大切なのは、どんな結婚式をするかより、B君と仲良く夫婦生活をすることでしょう」と諭されたのです。
落ち着きを取り戻したFさんは、話し合うためにB君のもとへ向かったのです。

今日の心がけ◆何が一番大切かを見つめ直しましょう
『職場の教養』(社団法人倫理研究所)

私にとっては、結婚も夫婦生活も無縁なので、よく分かりません。
ただ、何となくですが、籍を入れて生活を共にするということは、互いの気持ちを合わせて、家庭を築くことなのかなと思います。

私は今、土地を購入して家を建てようという計画を進めています。
その際、隣地の境界の塀のことで、お隣さんと少々揉めることがありました。
このようなケースはいろいろ聞いてみると、どの地区でも往々にしてあるそうです。
権利であったり、約束事であったり、小さなことでも誰もが損をしたくないという思いから、そのことで口を開く人がいると、必ず揉め事になるそうです。
近所付き合いというものは、主張して守ることではなく、本来は助け合うもので、いわゆる“お互いさま”であるべきかと思います。

仕事においても、例えば、進路支援ではこれから、ホームカミングデーや就職マッチングフェアというイベントを控えています。
これは、卒業生の就職後のサポートや学生の就職活動の支援のために企画したものです。
決して、対外的な宣伝や豪華なお土産を配ることを目的としているわけではありません。
本末転倒にならないよう、目的を明確にして、準備をしていきたいものです。

事務局 係長(進路支援担当) 中村 周

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