今日の心がけ~職員のスピーチ~

受付方法がわからない

2018.07.19

Fさんは体調を崩し、自宅近くの総合病院へ受診にいきました。
移転・新設されたばかりのその病院は、規模が大きくなり、診療科目も増えました。
施設は非常にきれいで、設備も整然とした印象でした。
しかし、待合室も総合案内所も大混雑しています。
館内案内図の前は、人で埋もれ、案内図を見ることもできませんでした。
やっと目的の科の受付に着いて、診察券を出すと、「入り口近くの受付の機械で手続きをしてから来てください」と言われました。
Fさんは、受付方法が変わった事を初めて知り、入り口まで引き返すことになったのです。
受付機の前は、Fさんと同じように引き返した人で混雑していました。
病院側も利用者も、慣れるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。
<これでは初めて来た人は、迷って大変だな>と思いながらも、ふと<自分も日頃、お客様にわかりやすい説明をしているだろうか>と思ったFさん。
「一つよい気づきが得られたな」と、診察を終え、家路に着いたのです。
 
◆今日の心がけ◆利用者の目線で考えましょう 
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より) 

私自身が、大学の生活に慣れたということもあり、分かって当たり前、知っていて当たり前、出来て当たり前、
何でできないのかと学生に思う事があります。
 
しかし、学生の立場になって考えてみると、分からない事ばかりだと思います。

私は、「実習係に用があってきました」と入室してきた時、
「こちらですよ」「どうしましたか?」と声を掛けるようにしています。

その他「○○係に用があってきました」と来た学生に対して、
その係の場所を教えたり、担当者が不在の時は、「今不在なので、次の休み時間にきてね」と声を掛けています。
 
中には、学生が来ていても気が付かないのか、学生対応が迅速にできなかったり、
呼ばれるまで席から立たない場合も見受けられます。
 
自分の子どもにも、繰り返し伝えていますが、「自分が嫌なことは他人に対してもしない」、「相手の気持ちを考えて行動する」
ということは人としての基本だと思います。

これからも、学生の目線、相手の立場に立って、行動や対応をしてきたいと思います。
また、学生の意見を聞き、学生の為に時には厳しく、時には優しく丁寧に接していこうと思います。

実習指導係 林

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