今日の心がけ~職員のスピーチ~

基礎を固めて仕事に取り掛かる

2018.04.03

『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「技術の土台」に
書かれているような話は、職人の世界ではよくあると思います。

料理の板前、大工の棟梁、このような職を目指す若者は、
最初に、これは何を作る仕事かというイメージを描きます。
そこから一歩踏み出すと、その技術を求めようとします。
ただし、下積みの修業では、いきなり道具を持たせて教えるようなことはしません。
雑用の毎日で、その仕事がどう役立つのか分からないことが多いでしょう。

それは、技術だけを身につけて、物を作って終わるのではなく、
“人”という基礎を組み立てて、仕事を積み上げていくことなのかと思います。

仕事について、若い頃は
「この仕事がやりたい」「でもこれは嫌だな」「苦手だな」
という感覚を持ったことがあると思います。
私は中年になった今、以前感じていた仕事への好き嫌いの感覚は何だったのだろうと
ふと思うことがあります。

この仕事は本当に嫌いなのかと、真剣に考えてみると
答えは、ほとんどが単なる食わず嫌いであったりします。
逆に、この仕事のどこが好きなのか、本当に好きな理由は何かと考えました。
その答えは、仕事そのものではなく、
「誰かの(何かの)役に立つ」ということでした。

「面倒くさいな」「どうして自分が…」「失敗したら嫌だな」という
負の発想を切り替えられたとき、そして何のためにこの仕事をやっているのか
気付けたとき、きっと幸せになれると思います。

今日の心がけ◆土台をしっかり固めましょう

事務局 係長(進路支援担当) 中村 周

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