今日の心がけ~職員のスピーチ~
「路面電車のアナウンス」
2015.01.06
熊本県熊本市を走る路面電車では、
「動きます」「信号での停車です」「右に大きくカーブします。ご注意ください」
「この先、少し揺れます」「○○駅に停車します」と、
実にきめ細かなアナウンスが繰り返されます。
ビジネスの世界では、信用、信頼が重んじられます。
信用も、信頼も、お客様に安心と喜びを与え続けるところに、自然的に発生するものです。
職種は異なっても、それぞれの職場において、お客様にさらなる安心と喜びを提供するには、
どうすればよいかを考えてみましょう。
仕事に「これでいい」という終わりはありません。
<もっとよくしたい><さらに良くしたい>という意識で、安心と喜びを創造していきたいものです。
今日の心がけ◆安心と喜びを創造しましょう(「職場の教養」一般社団法人倫理研究所)
路面電車というと馴染みがないのですが、本学のバスのことが思い浮かびました。
運転手さんは、いつも「気を付けていってらっしゃい」などと、
よく声をかけ、学生も親しみを持って接しています。
これがこのお話にあったような信用・信頼につながっていると思います。
本学の事務室でも同じような光景がよく見かけられます。
「おはよう。元気?」
「あら、風邪を引いたの?」
「実習が近いから身体に気を付けてね」
「試験がんばってね」
「大学祭よかったわね」
など、学生への言葉がけが、教職員からされています。
このような言葉がけに学生も勇気づけられている様子が
感じられます。
このようにお互いを気遣いあうことが、人間関係をスムーズにして
埼玉純真全体が温かな空気に包まれている大きな要因かもしれません。
決められた仕事だけではなく、相手の気持ちを考え、安心や喜びを与えられるような行動が
よりよい仕事につながると思います。
私自身も意識して、学生に声をかけたり、心配な学生はとくに気にかけたりしていますが、
忙しさの中でついつい二の次になってしまう時もあります。
このようなことも大切にして、これからも学生のため、教職員のために、
心を込めた仕事をしていきたいと思いました。
教務係 相馬