今日の心がけ~職員のスピーチ~

「セルフうどん」誕生

2022.01.13

「セルフうどん」とは、セルフサービスで、トレーに好きなおかずやおにぎりを載せ、レジで清算する方式のうどん店です。
岡山市にある「名玄」という手打ちうどん店が発祥だとされ、同店は、創業年月日である昭和五十一年十月八日を「セルフうどんの日」としました。
「名玄」を経営する平井芳和氏は、二十三歳で起業しました。
資金がない中、〈おいしいうどんを安くお客様に提供したい〉という志をもって開業しました。
ところが、人件費や原料費などを計算すると、採算が合わないことが判明し、経費を削減するために編み出したのがセルフサービス方式でした。
「名玄」では、お客様自らが麺を茹で、出汁を注ぎます。
開店当初は、「なぜ自分で茹でるのか」という声もあったそうですが、斬新なアイデアが話題を呼び、週末には子供連れも増えていきました。
〈弱った、困った〉という悩みは、人生の様々な場面で訪れます。その悩みをバネにして考えるところに良い知恵が生まれ、道が開けてくるのでしょう。

今日の心がけ◆発想を転換してみましょう
          (『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

セルフうどんのように今や当たり前になってきたものでも最初は驚くような発想から生まれています。
これはどんな業界にも言えることですが、今までの常識をくつがえすような発想が新しい時代の波をつくることがあります。

 セルフうどん発祥の「名玄」のお店について調べてみました.
「うどん1杯 100円」を実現するために、いろいろ考えた末に思いついたのが、お客さん自身にうどんを提供する行程の一部を手伝ってもらおうというアイディアだったそうです。
 今では当たり前になったセルフですが、当時は思わぬ壁もあったようで、一番苦労したのは保健所への対応とお客さんへ理解してもらうのに一苦労だったそうです。

でも、それを救ってくれたのは子ども達だったそうです。
家族に連れられて子供たちがお店にやってきて、自分でうどんの麺を湯がく作業が、楽しく、親に「また名玄に行って、うどんを湯がいて食べたいから、連れて行って」とお願いする子ども達も多くなり、家族連れのリピーターは多くなったということ
です。

 何かトラブルが起きた時、自分にとって不利な状態でもモノの見方をを変えて、プラスに発想の転換ができるようになりたいと感じることがあります。
特に、そのことが自分にとってショックであればあるほど、マイナスな面をみてしまったり、時に人間関係が悪くなってしまうこともあります。

 起こった事に対してすぐに別の視点で考えられればいいのですが、実際にどうしたらプラスに発想転換ができるか分からなかったり、友人へのアドバイスはできても自分のことになってしまうと、ついついマイナスな感情が勝ってしまうことが多くなってしまいます。

ただ、発想の転換ができると、人との付き合い方が楽しくなったり、目の前に起こった事に対して冷静に判断でき落ち込むことを減らすだけでなく、前向きな考えが身に付くようになれると思います。

 発想の転換をプラスにするためにはどうしたらいいのか考えてみました。
無意識にしている口癖や思考習慣を見直してみる!!ことをしたいと思います。
物事を柔軟に考えたり、見るようにするためには、自分の当たり前は必ずしも当たり前や常識だとは限らないことを理解するところからスタートしてみようと思います。

実習指導係 林

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