今日の心がけ~職員のスピーチ~
「童心に返って」
2021.08.25
朗らかで明るい心は、健康のみならず、和やかな家庭づくりや事業の繁栄にも通じていきます。
その明朗な心や姿を象徴しているのが子供でしょう。
なぜならば、子供は純粋無雑でこだわりが少なく、様々な物事に好奇心を持つことができる存在だからです。
Aさんは、夏になると、分解して収納していた扇風機を組み立てていきます。
すると普段は手伝いをしない幼稚園児の息子が、物珍しさからボルトをはめたり、道具を運んでくれます。
その姿は、好奇心に満ちていました。
楽しいことや珍しいことには時間を忘れて取り組む様子に、Aさんは、〈昔は自分もそうだったな〉と思い返しました。
そして、年を取って経験を重ねるほど、慣れないことには後ろ向きである自分に気づかされました。
経験は大切ですが、それだけに頼っていては可能性の芽は伸びないでしょう。
未経験のことや興味を持ったことに、時には童心に返って取り組んでみることで、新しい自分が見つかるかもしれません。
今日の心がけ♦好奇心を持ち続けましょう
こちらを読みまして、、、
私も普段、娘と接していて思うのですが、本当に子どもの発言・行動は純粋で、安らぎを与えてくれると感じます。
私自身歳をとり、Aさんのように慣れないことには後ろ向きである自分に気づかされます。
ですが、思い返してみると、その後ろ向きである自分に手を差し伸べてくれているのが娘です。
その存在のお陰で、笑いが生まれ、気づきが生まれます。
先日、ミニトマトを頂いたので、、夕食のサラダに添えようと考えていました。
最近は台所でのお手伝いをしたがる娘が、案の定野菜を盛りつけたい!と始まり、ミニトマトも私が切りたい!!!と、、、
子供用の包丁があるため、お手伝いをしたいというその気持ちを大事にしようと思いお願いしました。
キャベツ、レタス、その他の野菜を準備して、盛り付けをすべて娘にまかせました。
見ないで!!!と言われ、台所から離れて待つと、、、いいよ!できたー!!!
と嬉しそうに声を上げ、テーブルへと運んできた娘、その運ばれてきたサラダを見るなり、私自身思わず微笑みがこぼれてしまいました。
ミニトマトで目や口を作り、お皿ににっこりと笑った顔のサラダが出来上がっていました。
改めて、子供の想像力の豊かさに驚かされ、ものを見る角度も、大人になり同じ角度からでしか見れなくなっていることを感じ、忙しい日々の中で、とても大切なことを思い出させてくれた瞬間でした。
この埼玉純真も、子供達を相手とする保育の仕事する上で必要なことを学ぶ大学です。
少しでも多くの学生に、日々娘からもらう大切なものを食堂の仕事を通じて届けられるよう、後期も学生に進んで声を掛けコミュニケーションととっていけたらと思います。
食堂 松浦