今日の心がけ~職員のスピーチ~

ゆかたの日

2021.08.23

七月七日は七夕の日ですが、「ゆかたの日」でもあります。
ゆかたは元来,湯上がり着や寝巻きといった略式着でした。
江戸時代頃に、夏祭りや花火鑑賞などの外出着として定着していったとされています。
長い年月を超えて、夏の風物詩として愛されてきたゆかたは、日本の民族衣装ともいえるでしょう。
ゆかたの記念日を機に、改めて伝統的な衣類の良さを再認識してみましょう。

今日の心がけ◆ものの歴史に関心を向けてみましょう

この辺りでは、加須のうどん、羽生のいが饅頭、行田のフライなどがご当地グルメとして知られています。
埼玉県北部では 肥沃な土壌と利根川の豊富な水源により、米の二毛作が可能でした。そのため麦の栽培が盛んに行われ、小麦を原料とした粉物の食文化が発展したそうです。
行田にはもうひとつゼリーフライという食べ物があります。
形が小判型であったため銭フライと呼ばれ、それがなまってゼリーフライとなったとか、当時ゼリーが流行って、ゼリーを食べたこともない店主が美味しそうだから名付けたとか。

名前ひとつ由来を調べてみても、なかなか面白いものです。

さらに歴史的な背景を知ると、その物に対して親しみが湧くだけでなく、それに関連したものにもまた興味が湧いてきます。
時代にマッチしないものは衰退していくのかもしれませんが、長く続いているものには、魅力的な何かがあるのでしょう。
着物の歴史では、型にハマらず時代に沿って用途を変化させてきた浴衣が、現代では1番身近な着物となったのだと思います。

大人になっても知らないことは沢山あります。
まずは興味のある事柄から調べて知識を増やしていきたいと思いました。

教務係 寺田

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