今日の心がけ~職員のスピーチ~

前向きな言葉

2021.06.09

平昌オリンピック終幕して3ヵ月が過ぎました。
感動の余韻は、それぞれに残っていることでしょう。
ことにカーリング女子チームの「そだねー」という言葉は、チームの中だけでなく、競技を見る人にも笑顔と勇気を与えてくれました。
気が早いようですが、今年の流行語大賞を予感させるほどの席巻ぶりです。
なぜ、これほどに人々の心を捉えたのか、それは「そだねー」の響きが肯定的で、互いに互いを鼓舞し合えるからではないでしょうか。
良くても悪くても、まずは相手を受け入れようという懐の深さこそ、この言葉の真骨頂といっていいでしょう。
スポーツの世界とは違って、一般の職場では声は出せなくても、気持ちだけは前向きに、互いを認め合えば、さらに大きな成果につながるでしょう。
そして時に、自分を受け入れ、励ます意味でも、自分自身に<そだねー>とささやいてみるのもいいかもしれません。

今日の心がけ◆まずは受け入れましょう
一般社団法人倫理研究所発行「職場の教養」

私たちは家庭や職場などあらゆる場面で、自分の考えを伝え、時には謝り、感謝もします。
その折には、好意的に伝わるような言葉がけを心がけ、それが相手からの信頼結び付いていると思います。

本文にもあるように前向きな声がけは、言われた方も行った本人も気持ちの良いものでしょう。
しかし、無意識に使っている言葉は、相手の状況や環境、または感情次第で、不快に感じたり、傷つけてしまうことがあります。

私が先日読んだ本の中にも、「余計な一言を好かれる一言」にかえる内容が綴られていました。
一例を挙げると、「連絡がなくて心配した」と伝えるよりも「連絡をもらって嬉しい」などと言い換えます。
そのように表現することにより、前者より後者の方が言われた側としては心に響きます。

また「仕事はどうですか?」と聞くより、「いかがお過ごしでしたか?」と言い換えれば、
相手がもし仕事のことで悩んでいたとしても、思い出させない配慮や他の話題で話を広げることが出来るそうです。

友達関係や実習先、就職先での人間関係などで、悩んでいる学生や卒業生を時折見かけます。
言葉は大切です。

自分でも気が付かない間に、後ろ向きな言葉の口癖を習慣化させてはいないだろうかと、時々振り返る事が必要なのだと感じました。

入試広報係 荒井

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