今日の心がけ～職員のスピーチ～

「さりげない優しさ」

　Kさんの飼い猫が病気になり、動物病院を訪れた際の出来事です。

　待合室には、大型犬を連れた女性が座っていました。Kさんを見ると立ち上がり、受付に何かを伝えて、犬を連れて外へ出ていきました。

　Kさんは気になって、「どうしてあの方は外へ出られたのですか？」と、受付に尋ねました。

　すると、「小さな猫が大きな犬を見て、驚かないように出て行かれたようです。

『病気の猫にストレスを与えてはかわいそうだから』とも言っておりました」と、予想だにしない答えが返ってきました。

　自身の大型犬も病気で受診に来ていたであろうに、その女性の心優しい配慮に、Kさんは思わず胸が熱くなりました。

　そして、自分の身の回りのことだけに精いっぱいだった毎日を省みて、〈これからは気遣いのできる人になりたい〉と思ったのです。

　感謝の気持ちを忘れず、次は誰かのためにと誓いました。

今日の心がけ♦小さな気遣いの輪を広げましょう

埼玉純真で務めさせていただき、さりげない優しさを感じることが本当に多く、日々勉強させて頂いています。

　私が困っているときに、手伝えることがあったらいつでも言ってね！と声をかけて頂いたり。私が気が付いていなかったことに対して、見て見ぬふりをするのではなく、かわりに対応して頂いたり、、、と、日々感謝することばかりです。

　さりげない優しさができる方は、損得など考えず、素直に相手の立場にたてる方なのだと思います。

　私自身、周りからもらうだけでなく、その頂いた、さりげない優しさを、次の人へきちんと渡せるような人間になりたいと、改めて思いました。

　優しさは伝染していきます！！！食堂の仕事を通じて、学生にもあたたかい、さりげない優しさを伝えていけるように、日々の仕事に取り組みたいと思います。

食堂　松浦