今日の心がけ~職員のスピーチ~

「相談相手」

2024.03.29

 皆さんは、悩み事や困ったことが起きた時に、相談できる相手がいますか?
 職場や家庭などで問題が起こった時、私たちはそれを解決するための手段を模索します。
そのような時に心強いのは、相談相手がいる事です。

 しかし、ある調査によると、誰かに相談して問題が解決できたと答えるのは、三割程度だそうです。 
 「相談することによって考えを整理する事ができた」あるいは「前向きな気持ちになれた」などの回答のほうが上回っていて、困りごとをとにかく聞いてもらうことが、苦境を打開するキッカケになっているようです。
 「自分の苦境をわかってもらえた」と実感することが、問題に直面して塞ぎかけた気持ちを反転させるきっかけになっているのかも知れません。

 そうした「聞いてくれる相談相手」を持つためにも、日頃から周囲との関わりを大切にしましょう。
 日常の挨拶や返事を丁寧にしていくことから、良好な関係が始まるのです。

今日の心がけ♦周囲との関係を良好にしましょう


 ふとしたことがキッカケで相談したことで、その人の人間性を理解することがあります。

 以前、相談について、面白い記事を見たことを思い出しました。
女性は相談することで「共感」を求め、男性は、相談することで「解決」を求めるそうです。
こういった違いから、男女間の相談は、うまく成立することが少なく、わだかまりもおきやすいそうです。

 話は変わりますが、4月から新入生を迎え、新生活がスタートすると、慣れてきたころに、食堂スタッフに声をかけ、色々お話をしてくれる生徒さんも増えてきます。
 学生が安心して、私達食堂スタッフと接する事ができるよう、日常の挨拶や返事を丁寧にし、学生の皆さんとも良好な関係が築いていけるよう、努めたいと思います。

食堂 松浦

そうですね。
人は人では生きていけませんからね。
相談できる人がいるかどうかが、生きる自信にも影響を及ぼすと考えられます。

近年、職場ではメンターを置くことが多くなりました。
相談などでも話しやすく、仕事上でも学ぶところが多い人がメンターとなってくれるとほんとうにありがたいですね。
しかし、メンターに限らず、このような存在となってくれる人は周囲に必ずいます。

物事の解決は人からの指示によるものより、話している中で自身が解決策を見つける場合がほとんどです。
そのおりじっくりとゆったりと話を聞いてくれる人が欲しいですね。
そして、その間にも適切な質問や指摘をくれる人がなお理想でしょうか。

人は他人に話せば話すほど、問題点を具体的に浮き彫りにすることができます。
その浮き出た問題点をどのようにクリアするかは個人の経験や能力によって異なります。
いずれにせよ、どのように問題を解決処理していくかは、自身で受け止め方が重要です。

キャッチボールやパス回しをしてくれる相手を連想すればよいでしょうね。
日頃から良好な人間関係を築くことができていれば、相談もスムースに進むでしょう。
4月からの新しい職場の人々と悩みなどを気軽に相談できる関係つくりができれば良いですね。

藤田

 

 

 

 

 

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