今日の心がけ~職員のスピーチ~
朝礼の真価とは
2024.03.21
「朝礼は何のためにするのだろう」と考えたことはありませんか。
そこでお勧めしたいのは、朝礼の必要性を皆でかんがえてみることです。
朝礼の必要性・目的を皆で繰り返し考え、深めていくのです。
例えば、朝礼で「経営理念や部門方針を唱和している」「報告・連絡事項を伝えている」という場合、もし朝礼がなかったら、と考えてみるのです。
朝礼以外で会社の経営理念や方針の確認、報告・連絡事項を共有するとしたら、他にどのような機会方法があるでしょうか。
また、挨拶や身だしなみのチェックを行っている場合は、「なぜするのか」「仮にしなかったら」と、その意義を考えることもできるでしょう。
担当している職務は違っても、朝礼は全員で考えることのできるテーマです。
朝礼の活性化を考えることは職場活性化にもつながるのです。
朝礼の必要性を皆で再確認して、その目的を共有することで、一人ひとりの参画意識を高めていきたいものです。
今日の心がけ◆朝礼の目的を共有しましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より
今は全教職員で朝礼を実施しています。その日の予定や出勤状況など連絡事項を伝えています。
その他のこともある程度把握できて対応できることもあります。
もし朝礼がなければスムーズにできないことも出てくると思います。
忘れていたことの再確認になることもあります。
朝礼で目的を共有することで協力する意識を全員で持ちたいです。
事務局係長 田中 淳一
そうですね。
朝礼を大切な時間だと考える人も、無駄な時間だという人もいることは確かです。
組織において相互の「報・連・相が大切だ」「情報共有が大切だ」と言いながらです。
物事に出会ったときに「何のために」と、その意味を理解できない人がいることも確かです。
意味が理解できない場合には、そのこと自体が本人とって無駄なことと理解されます。
反対のその意味や意義の大切さを理解している人は、そのことをさらに深めようと考えます。
本学では当日出勤している教職員が一堂に会し、その日の流れを理解し、互いの状態を確かめ合い、業務にあたることができています。
また、各人が当番制でコラムを読み、それに対して自身がコメントすることを通して、考える力、表現する力を養っています。
それに付け加えて、学長が大学運営の考え方などを加味し、コメントをすることで大学運営の共有化を図っています。
朝礼はわずか10分足らずのブリーフィングではありますが、情報共有、意思疎通に役立っていると感じています。
一人ひとりが月に1~2回のコメントを記述し、発表することは大変なことでありますが、自己成長のためには役立っていると思います。
これからも朝礼の意味をきちんと理解した上で朝礼に臨んでほしいと考えています。
「継続は力なり」はここでも生きています。
藤田