今日の心がけ~職員のスピーチ~

「古いストーブ」

2024.03.04

 Nさんの家には、二十年近く前に購入した石油ストーブがあります。
 数年に一度手入れをしているため、まだ十分に使えます。
しかし、普段は、エアコンやこたつを使い、ストーブは押し入れに閉まったままです。

 年末の大掃除の季節になると、いつも〈処分するか〉〈残しておくか〉で悩みます。
ここ数年は、災害のニュースを見聞きすることが増えてきたため、〈いつか使うかもしれない〉と思って、結局処分しないで取っておくのです。
 
十二月の極寒の日、近所の工事現場でクレーンが送電線に触れる事故が起き、Nさんが住む地域一帯が停電してしまいました。
当然の事ながらエアコンもこたつも使えません。
 しばらく厚着をして我慢していましたが、夜になると、寒さに耐えきれなくなりました。
ストーブがあったことで、Nさんは寒さを凌ぐことができたのです。
 物は仕舞ったままでは、本来の働きが活かされず、ないのと同然です。

不要なものは処分し、使えるものは活用することを心掛けていきましょう。

今日の心がけ♦使える物は活用しましょう

 家の中に仕舞ったままで使われていない物が多々あると思います。
まだ使える物を繰り返し使うことをリユースと言います。

 処分するのも一つの方法ですが、リサイクルショップやフリーマーケットなどを利用するのも一つの手だと思います。
皆さんの家庭や職場にも不用品や使えるのに仕舞ったままの物があると思います。

 色々な活用法があるので今後活用していきたいと思います。

食堂 竹島

永く住み続けている家にはいろいろなモノがそのままにしまってあります。
もちろん使うこともありませんし、置く場所をとるだけです。
再活用ができるものがあれば良いのですが、現代ではほとんどありませんね。

年末になると「断捨離しました」といったテレビを見て、今年こそ片づけをやろうと決めます。
いざとなると「これはあの時の・・・」「これは大事にしていた・・・」「まだ使えるかも・・・」と時間だけが過ぎ去ります。
「お宝発見・・・」「鑑定団に・・・」と思いきや1000円するかしないかの掛け軸なども元の位置に大切にしまい直しとなります。

「いつかは・・・」「もしかして・・・」「まだ・・・」などの言葉が浮かぶようであれば、片付けはあきらめるべきです。
その人がいなくなったら、そのほとんどのモノは他人にとってh迷惑な不用品です。
他人に迷惑をかけたくなかったら、思い切って目をつぶっても捨てるべきでしょうね。

そんなことを考えながら、古いアルバムに目を奪われて、片付けの手が止まっています。
裸で何も持たずに生まれてきたのですが、裸でこの世からいなくなることが自然なのでしょうね。
自然界にあるモノ全てが「生者必滅、会者定離はうき世の習にて候也」ということですね。

藤田

 

 

 

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