今日の心がけ~職員のスピーチ~

「慣れすぎは禁物」

2024.03.01

 ある休日、Fさんは音楽を聴きながらドライブをしていました。
 サイドミラーで後方を確認すると、白バイに乗った警察官が見えましたが、自分とは無関係だと思い、走り続けました。
曲が終わったころ、「そこの車停まりなさい」と先程の警察官がスピーカーで叫びながら手を振っていたのです。

 道の脇に止めて理由を尋ねると、「A駅の手前の交差点で一時停止をしていませんでしたね」と指摘されたのでした。
 Fさんが「どの場所に一時停止の標識がありましたか?」と尋ねると、警察官が一緒に戻って標識の場所を教えてくれました。
 標識は確かに見える箇所にありました。
同じ道を以前はしっかり認識して運転していましたが、いつの間にか「認識したつもり」の運転に陥っていたのです。
 普段通る道で慣れが生じてしまい、確実に存在する標識を見落としてしまったのでした。

 「慣れこそ落とし穴がある」と痛感し、気を引き締めるFさんです。

今日の心がけ♦油断する心を改めましょう

 私自身「ちゃんと伝えたつもり」「よく考えたつもり」のコミュニケーションミスが多いと感じます。

 食堂の仕事を通じても、慣れた作業は再確認することを怠ってしまったり、その結果必ず「つもり」から失敗し、スタッフの皆さんにご迷惑をかけてしまっています。
 油断大敵という言葉がありますが、もう一度学生さんに対しても、職場のスッタフに対しても、つもりになってしまっていることを見直したいと思います。
 
そして、Fさんのように、もう一度気を引き締めて、どんな作業も取り組んでいきたいです。

食堂 松浦


「つい、うっかり」ということはよくありますね。
特に慣れていることや運転、仕事などで起きることが多いですね。
松浦さんも言う通り「つもり・・・」がその原因となる場合が多くありますね。

慣れることは良いことですが、同時に慣れは怖いものという意識が大切ですね。
慣れは時間をかけて知らず知らずのうちに、人を鈍感にしますから要注意です。
「いつもと同じ」や「・・・つもり」は決して同じでも確かでもありません。

これと同じように「もう大丈夫」は「まだ危ない」といわれます。
「過ちは、やすきところになりて、必ずつかまつることに候ふ。」(徒然草)とあるとおりです。
梯子でも階段でも仕事でも、どのようなことでも最後の最後まで気を抜いてはいけないということですね。

「油断大敵」ですからね。
常に最後の最後まで注意を切らさないように気持ちを保って物事を終えたいですね。
「うっかり」は「心ウキウキ、ワクワク」で「ウカウカ」して、気持ちが集中していない状態なのでしょう。

春となり暖かくなると「心がウキウキ」しますから「うっかり」の増えます。
おまけに学期末や学期始めで「忙しく」「慌ただしく」なり、心が荒れます。
十分に最後の最後までしっかりと気を張って物事に臨みましょう。

藤田

 

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