今日の心がけ~職員のスピーチ~

同僚からの声かけ

2024.02.29

長年にわたって営業部の第一線で活躍してきたSさんは、新年度から人事・労務部門に異動となりました。
これまでは、直接顧客と接しながら商品の紹介や説明をし、たわいもない世間話が仕事の受注につながり、成果として実感できました。
しかし、内勤になってから、持ち前の明るさが発揮できない日々を送っていました。

ある日、社内で営業部門の同僚とすれ違い、「久しぶりに君の顔が見られてうれしいよ」と、声をかけられました。
Sさんは、その一言で元気を取り戻し、入社した頃の前向きで、エネルギッシュな気持ちを思い出したのです。
さらに、<これまで何不自由なく元気に働けたのは、会社を守る今の部署があるからだ>と考え直し、以前のように元気な挨拶を始めました。

やがてSさんは、現在の部署でも厚い信頼を得て、社内の他部署とのパイプ役を担うようになったのです。

今日の心がけ◆自ら進んで声をかけましょう
「職場の教養」(一般社団法人倫理研究所より)

業績不振に陥っている職場では、マイナス要素を意識すると、どんよりと暗くなり、更に伝搬することで負の連鎖に陥ることがあります。
どの職場でも、人一倍明るい方、ムードメーカー、発破をかけて鼓舞する方、そんな方たちがいるもので、今もフッと頭に浮かびます。
その方の長所をストレートに活かした部署もあれば、キャリア形成などのために異なる視点で構えて仕事をする機会もあるでしょう。

学生がちょっとした悩みでも気軽に相談できるような教員、高校生が進路を考えるにあたり声を掛けやすい職員、とりあえず困ったことがあったら真っ先に相談できる人、仕事とは直接関係なくとも周りを笑顔にさせてくれる方、これらは特定な人ではなく、それぞれが持ち合わせていると思います。あとは、それを上手く引き出せるかどうかです。

教務係・中村 周


そうですね。
部門異動などでこれまで慣れていた業務から、新しい業務へと担当が変わるとその不快な環境から不平や不満を漏らす人がいます。
このような人は過去に生きる人で未来への展望は期待できませんと言い切りたい所ですが、そうとも言い切れません。

人は今いる場所に慣れてしまうとその場所が安心で安全な唯一の安住の場所と思ってしまうのです。
多くの動物(居場所を変える動物もいますが)や植物も同じです。
しかし、その場所に留まっていては、慣れからくる怠惰な反復行動から抜け出せません。

人類はアフリカの地から抜け出して地球上に旅を繰り返した結果、現在の繁栄を勝ち得たのです。
もし、一か所に留まっていたらどうでしょう。
限られた食料、限られた土地、限られた人の奪い合いで繁栄どころか、滅亡したことでしょう。

限られた地球上で時代や場所を問わず至る所で争いが生じていることからも理解できます。
食料に瀕した民族の移動は多くの犠牲を伴いながらも、新しい土地に新しいものを生み出してきました。
個人も同じように、常に変化をチャンスと捉え挑戦していくことが自己能力開発のためにも重要です。

組織においてはそれは一人の案件ではなく、組織集団としての案件です。
その力を発揮するためには常に3C(Chance, Challenge ,Change)の意識と行動が必要です。
そのためにも組織においては、良好な人間関係を創る円滑なコミュニケーションが重要となりますね。

藤田

 

 

 

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