今日の心がけ~職員のスピーチ~

備えあれば憂いなし

2024.02.29

 本日は消防記念日です。
昭和二十三年三月七日に「消防組織法」が施行されたことに由来します。

 それによって現在の市町村消防を原則とする、自治体消防の形が誕生し、二年後の昭和二十五年に「消防記念日」が制定されました。

 消防に携わる人は、消防本部の消防職員約十七万人、全国各地の消防団員約八十五万人が、私たちのみを守ってくれています。

 現在のように消防が組織化されるきっかけとなったのが、「明暦の大火」です。
明暦三年(一六五七年)、正月十八日から二十日、江戸で起きた大火事です。

 江戸城本丸をはじめ江戸の街の大半が焼失し、大勢の人が犠牲となりました。
「世界三大火災」の一つに挙げられるほどの大火でした。
そこで「定火消」という消防組織を作り、火事が起きたらすぐ出動できるようにしたのです。

 災害はいつどこで起こるか、わかりません。
災害への準備を万全にしておくことが、常に私たちに求められているのです。

今日の心がけ◆感謝の言葉を言いましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より

 人間の脳は忘れるようにできているため人生を楽しめています。
忘れることが出来なかったと思うと恐ろしいことだなと思います。
辛いことが薄れるため抜けてしまうことも出てくるでしょう。

あと数日で学位授与式と予行になります。
学位授与式になると私は今のところ東日本大震災を思い出してしまいます。
本学も影響があり学位授与式の延期、計画停電での業務など大変でした。
もっと忘れるように何か良い出来事が訪れないか毎年期待して過ごしています。

 この文章を読んで今一度災害への備えを確認しようと思いました。

事務局係長 田中 淳一

そうですね。
火は人間にとってなくてはならないものですが、一方ではたいへんな禍を引き起こす元ともなります。
火は人類が人としての歴史を刻んだ相棒と言える存在です。

しかし、便利だからと言って粗末な扱いをするとたいへんな禍となります。
「親しき仲にも礼儀あり」と言われるように、人と人との関係も火と付き合うことと同じです。
礼儀正しい付き合い方をすれば、こんな素晴らしい関係で幸せなのですが、これが度を超すと炎上します。

「心のゆるみ」や「ゆだん」で火の扱いをぞんざいにしてしまうと大火事の原因となります。
親しい人に対しても「心やすさ」で礼儀を欠くと人間関係も崩れてたいへんなことになります。
このようなことから、火も人も常にお互いの安全を確認し合うことが必要です。

それは「点検良し」「異常なし」「消し忘れなし」など火に対しての確認の声掛けです。
人に当てはめると「おはよう」「お元気ですか」「また、明日」などの挨拶です。
「天災は忘れた頃に来る」の寺田寅彦先生の言葉を常に心に留めておきましょう。

藤田

 

 

 

 

 

 

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