今日の心がけ~職員のスピーチ~

きちんとする

2024.02.08

日頃、何気なく使う言葉の「きちんと」は、大変便利な言葉です。

たとえば、「きちんと片づいている」とは、整然として乱れていないさまを意味します。
「あの時計はきちんと合っている」「レジのお金はきちんと合っている」などのように、時間、計算が正確な状態を表わす際に用いられたりもします。

「何事もきちんとしましょう」という呼びかけは、色々な場面での規律を保つために、よく使われます。

「蓋はきちんとしまっている」は、隙間・ゆるみ・崩れなどがなく、確実であることを表わします。

では、職場において「きちんと」するべきことには何があるでしょう。

たとえば、約束の時間を守る、服装などの身だしなみを整える、人の話を聞く時の姿勢を正す、呼びかけには明確に返答するなど、数えればきりがありません。

日頃きちんとしているつもりでも、気の緩みから締りがなくなることはあるでしょう。
そのような時は<きちんとしよう>と自らに言い聞かせたいものです。

今日の心がけ◆ほどよい緊張感を保ちましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

順序だててきちんと仕事をしていても、急遽違う仕事が入り忙しくなってしまうことがあります。
そうなった時は、机の上が乱れたり、書類が紛失したり、やるべきことが書類に埋もれてしまうなど、業務に支障がおきてしまいます。

そうならないためにも、早めに仕事の優先順位をつけ、翌日に行える仕事は先送りにし順序を整理する必要があります。

そして、きちんと仕事を行なえる人は、その判断が早く同時進行で仕事を進めることができ、忙しい言い訳を口に出さないように感じます。

まずは身の回りの整理整頓を日頃から行い、起こるべきことを予測しながら業務に臨みたいと思います。
そしていつ何が起きるかも知れないという緊張感と、少しの余裕を持てるよう行動していきたいと思いました。

学生係 田口

 

そうですね。
「きちんと」はどのようなところからできた言葉なのでしょう。
Webサイト(日本語の意外な歴史)で見ると中国語の「吉」が「キッチり」や「キチンと」として、「正」が「チャンと」として日本語になったということです。

「キチンと」しなければならないことはに職場や日常生活の中で多々あります。
この言葉は幼い時から何度となく、もしかしたら「チャンと」と共に一番多く耳に響いた言葉かもしれません。
朝から起きるときから夜寝るときまで、1月1日から12月31日まで、聞かない日も時もありませんでした。

それほどに人は「キチンと」「チャンと」しなければと分かっているのにできないのでしょうね。
そう考えれば、人間が?栄してこられたのは、この「「キチンと」「チャンと」が完璧にできていなかったからかもしれません。
この2つの言葉の間にあるクッションが「あそび」や「ゆとり」であるかもしれませんね。

機械はこの「キチンと」「チャンと」は得意ですが、人間にとっては難しいことかもしれません。
「ホモサピエンス」は「知恵ある人」ですが、一方では「ホモ・ルーデンス」で「遊ぶ人」でもありますからね。
これからAIがますます進化する社会では、人はどのように遊びを楽しむかを生き方として考えなけえばならないかもしれません。

「キッチリ」「チャンと」より「適当」という面白い言葉が個人的には好きなのです。
「それは適当だ」と言われた場合、良い意味として理解できます。
その適当をオーバーした場合の「適当過ぎる」と言われれば、悪い意味なのです。

これからは仕事も生活も適当な度合いで「キチンと」していかなければならないですね。
まずは、仕事の流れを止めないように「キチンと」自分の業務処理をしていきましょう。
その上で「キチンと」と「適当」をバランスよく保ちながら「ゆとり」ある生活をしていきましょうね。

藤田

 

 

OPEN CAMPUS

オープンキャンパスの日程を見る

受験生向けのお知らせ

一覧で表示

在学生向けのお知らせ

一覧で表示

閉じる
閉じる
閉じる