今日の心がけ~職員のスピーチ~

河津の桜

2024.02.08

 静岡県賀茂郡河津町では、毎年二月上旬から三月上旬までの約1ヶ月間、「河津桜まつり」を開催し、期間中、およそ百万人もの見物客で賑わいます。

 日本で最も有名な桜の品種の「染井吉野」は、見事な花を咲かせつつも、満開から三日ほどで散り始めます。
一方の「河津桜」は見頃の期間が約1ヶ月と長く、本州一早咲きの桜として知られています。

 河津の桜は、一人の町人が河津川沿いで、雑草の中に芽吹く桜の苗木を偶然見つけ、自宅の庭に植えたことが始まりです。
その華麗で淡紅色の花に魅せられた関係者の尽力により、一本の桜が全国に名を馳せるまでになりました。

 そこには花を愛でる気持ち、<美しい花を多くの人に見てもらいたい>という思いやりの気持ちがありました。
単なる「町おこし」ではなく、それぞれの情熱と一体感が結実し、大きな成果を生み出したのです。

 桜をみるということだけでなく、名所旧跡にかかわる多くの人の働きに感謝しつつ、日本の風情や文化を楽しみ、後世にも伝えていきたいものです。

今日の心がけ◆様々な働きに想いを馳せましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 河津の桜はよく耳にしますが、1ヶ月も見頃が続くことを初めて知りました。
調べてみたら今年の「河津桜まつり」は2月1日から末日まで開催されるそうです。

 日本には、1年を通して春夏秋冬のがあるため、その季節に様々な花が咲き、それに伴うお祭りもあります。

 今までは春になると、花見に行って美味しいものを食べて楽しむというだけで過ごしていましたが、こういった歴史を下調べしてから行くのも楽しいかもしれません。

 今後は歴史を感じ、日本文化を考え心豊かになっていけたら良いなと思いました。

学生係 田口

 

そうですね。
日本には四季がありますから、このような楽しみ方ができますね。
「河津桜」を今は退職された、秋草短大の学長と山村短大の学長と3名で、10年ほど前に見に行ったことがあります。

川辺に桜並木を楽しむだけでなく、民家の庭も開放されて、町ぐるみで楽しみ楽しませていることが伝わってきました。
夏ミカンを求めたお店の高齢の女性が一所懸命に川津の話をしてくれたことを思い出します。
「また来ますね」と言いながらあれから行くことができていないのが・・・。

先日のように雪で寒さを強く感じるといっそう春の暖かさが待ち遠しくなりますね。
花など自然の暖かさと訪れた先での人の温かさを思う浮かべ旅に出たくなります。
最先端技術を駆使した人工的な楽しい場所も良いのですが、やはり自然の中の楽しみにはかないません。

その自然も実は人の手があってはじめて、多くの人を楽しませることができるのでしょう。
そうだとすると人間はもっと自然と共存していく道を強く意識しなければなりません。
現在のように自然を破壊することで人類が繁栄している状況は自然のバランスを崩していますからね。

紛争や戦争が起きるのも人類自身がバランスを崩していることに原因があるのでしょう。
人類が生きるために、自然の破壊を推し進めていること自体が人類も自然も滅亡に導いているのです。
自然の一部である人類がそのことを認識して、自然との調和を図り、自然を楽しめる時間が続くと良いですね。

藤田

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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