今日の心がけ~職員のスピーチ~

生物を守るために

2024.02.08

 プラスチックゴミの問題は、環境に様々な影響を及ぼしています。
 プラスチックは軽く丈夫で加工しやすく、耐水性があり、とても便利な素材です。
その反面、使い捨て用プラスチックの普及による問題が発生しています。

 特に深刻なのが海洋プラスチックゴミです。
海に流れたプラスチックを餌と間違えて、魚や海鳥などが体内に取り込んでしまっているのです。
 それが食物連鎖を通じて、人の体内にも蓄積しているのではないか、と懸念され始めています。
 生活の中の様々なものに使用されているプラスチックは、欠かせないものであることは周知の事実です。

それを使用する私たちが心がけることは、まず、プラスチックゴミを路上や河川などに捨てないことです。
 プラスチック問題は、一人ひとりが少し意識することで軽減されます。
マイバッグやマイボトルを使用したり、「不要なものは買わない・断る・もらわない」ことを意識して、プラスチックゴミの削減に貢献しましょう。

今日の心がけ:使い捨てを減らしましょう

出展(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 身近にあるプラスチック製品はなんでしょうか。
自分の身のまわりのものを数え上げると・・・。メガネのフレーム、釦、スーツ、ワイシャツ、靴、ボールペンの金属以外の部分、パソコンのマウス、キーボード、鉛筆削り、受話器、机・・・・とたくさんあります。
 海洋汚染の元であるマイクロプラスチック(5mm以下)は人間の営みに欠かせない製品の成れの果てです。
世界ではこの危険性に気づき、どうにかしようとする試みが始まっています。
日本ではビニル袋有償化やマイバッグマイボトルの奨励、ストローを自然由来のものにする等行っており、他では使い捨てプラ容器の使用禁止等が行われています。
 ・ペットボトルではなくマイボトル
 ・使い捨てレジ袋ではなくマイバッグ
 ・わたしだけなら捨ててもいい、ではなく、捨てない!所定の場所に分別して捨てる
・分別する
上記の4点はおそらくどなたでもできます。

 ただ「分別」の考えが自治体によって異なるというのは回収率を阻害していると思われます。
全国統一のやり方であれば回収率が上がり再利用も増えるはずです。
日本だけではなく、全ての国で分別が常態化すれば、地球環境が改善するでしょう。

隗より始めよ。先ずは一人ひとりからです。
未来のために行動しませんか。

 以上

進路支援担当 奥貫

そうですね。
プラスチックごみの話が出るたびに思い浮かべるのが本学の提携校があるバリ島です。
そして、バリ島のメラティとイサベル・ワイゼン姉妹のプラスチックごみに対する活動です。

今そしてこれからもマイクロプラスチックが自然や人類に及ぼす影響の大きさが問題です。
まだその影響の度合いは解明されてはおりませんが、今後大きな問題となることは間違いありません。
目に見える大きさのものなら意識的に取り除くことはできても、眼に見えない微細なものではどうにもなりません。

人類は生きるためにいろいろなモノを作り便利さを追求していきました。
その便利さの追求は一定の役割を果たしてきたことは確かです。
プラスチックや核などはその最前線でした。

その結果、自然や人類に全てに弊害をもたらすこととなりました。
これらは「創られたものはいつかは滅びて土に返る」という自然のサイクルに乗らないものですからね。
これからはもっともっと自然を意識した生活をすべての人間が心掛けていかなければたいへんなことになりますね。

藤田

 

 

 

 

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