今日の心がけ~職員のスピーチ~

達成感

2024.02.08

 以前、静岡県に住んでいたNさんは、登山クラブの一員として、富士山に登ることにしました。 
初めての富士登山を待ち望んでいたNさん。
登山当日、思ったよりもその頂は近く見え、スカッと晴れた天気も相まって、ウキウキと登り始めました。

 しかし、歩けど歩けど頂上との距離は縮まりません。
周囲には登山を諦める人も見受けられ、Nさんも疲労がたまる一方でした。
 そのような中、先導していた先輩の一人は、「一歩、一歩、一定の歩調で登るんだ」と声をかけ続けます。
言われた通り、一歩一歩着実に歩くと、とうとう無事に登頂することができたのです。
 頂上から見える雲海とご来光は、何時間もかけて登っただけに、感動もひとしおでした。
さらに、先輩のリードから、物事を成し遂げるコツを学んだNさんです。

今日の心がけ◆足元を見詰め行動しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

今年の初めに高校サッカーを見に行く機会がありました。
まず驚いたのが、試合前に入場してくる青森山田高校の選手たちの体格の良さです。
後日、友人から聞いた話によると、青森山田高校では練習開始前にグランドの雪かきをするとのことです。

冬場に毎日行われるこのグランド整備により選手たちの身体が作られていると知り納得しました。
全国制覇と言う大きな目標を掲げ、日々コツコツと努力を積み重ねることで勝利することができたのだと思います。
その努力の積み重ねが一見サッカーのトレーニングとはかけ離れているように思える内容であっても、結果的にフィジカル面での強化につながっていたということです。

本文に出てきた登山の話はスポーツ、勉強、仕事と、様々な事柄に当てはまるような気がします。
どれも目指すものが大きければ大きいほどその道のりは長くなります。
そして、途中で道に迷ったり、時には休憩が必要になることもあるでしょう。
しかし、その歩みを止めることなく前進すれば、必ずいつかはゴールにたどり着けると思います。

何ごともコツコツと努力を積み重ねる事は容易ではありません。
だからこそ、その目標達成した先に大きな喜びが得られるのだと思います。

教務係 寺田

 

そうですね。
達成感は苦しさや困難を乗り越えた所にありますね。
ここに述べられいる富士登山やサッカー部の話もまさにこのことですね。

老子に「千里之行 始於足下(千里の行も足下より始まるより)」とあるとおりですね。
また、“Rome Wasn’t Built in a Day.”は有名ですね。
「点滴石を穿つ」や「継続は力なり」なども思い出されますね。

物事はすべてが「A-RE]ではなく、地道なことの積み重ねのこれですね。
大谷選手にしても山本投手にしても生まれた時から今の状態にあったわけではありませんしね。
先日も「天性に恵まれなくとも努力次第で一流の手前までは到達できる」との話を聞きました。

また「天才と言われるが、それは努力することの才能に恵まれただけだ」という言葉も聞きました。
「同じことを60年も続けていれば、人はそれを名人と評価してくれる」とも聞きます。
いずれにしても10段の階段を飛び上ることができなくとも、1段ずつ10回に分けて上ることはできるでしょう。

仕事も人生も「ウサギとカメ」の話のように、目標を見失わないで地道に進んでいけば、いずれはそこに到達できるでしょうね。
その時に重要なのが自分なりの目標を定め、目標に合わせた自分なりの道標をつけることが重要です。
その道標をひとつ一つクリアして行くことで達成感や喜びに繋げて生きていきたいですね。

藤田

 

 

 

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