今日の心がけ~職員のスピーチ~
立春
2024.01.15
今日は暦の上で立春にあたります。
元号が令和に改められてから、初めての立春です。
旧暦では、この日が一年の初めとされることが多かったため、決まり事や季節の節目の起点になっていました。
茶摘みの八十八夜も立春から数えます。
冬至と春分の中間にあたるため、寒さの厳しい時期ですが、梅の花が先始め、徐々に春への準備が始まる期間でもあるのです。
また、立春後、日本に暖かな風が吹き込み、気温が上昇する現象を「春一番」と呼びます。
これで春の訪れを実感する人もいるでしょう。
春一番の後は気温が下がることもあります。
暖かくなったり寒くなったりする日を繰り返して、春に近づいていきます。
この時期は体調を崩しやすくなるため、会社の業務に支障が出ないように、注意する必要があるでしょう。
自然は毎年同じように、春への準備を始めています。
私たちも季節の変化に合わせつつ、心を切り替えて春を迎えましょう。
今日の心がけ◆季節の変化を楽しみましょう
2024年の立春は2月4日(日)です。
私自身、これまであまり意識していなかったのですが、梅の咲き始めや春一番などを見たり聞いたりして、春が近づいてきたことを感じる瞬間はあります。
毎年この時期は、卒業生を送り、新入生を迎える慌ただしい時期となります。
日頃の業務では、ひとつひとつの仕事に取り組み、終了したら片付けることをその都度しています.
しかし、1年を終えるこの季節で、これまでの整理や次年度への準備をすることもとても大切だと感じます。
季節の変化とともに、年度も替わっていく中で、業務もさらに忙しくなっていきます。
きちんと今年度を終え、気持ちも新たに新年度を迎えられるようにしたいと思いました。
教務係 相馬
そうですね。
近年の日本では春と秋が短くなってきたように感じられます。
冬の終わりから桜があっという間に咲き、夏の暑さがやってくる、そして紅葉もゆっくり見ないままに冬が来るといった感じです。
「季節を楽しみましょう」とありますが、地球温暖化のせいでしょうか、春と秋が短くなって夏が異常に長くなった気がしてなりません。
これには森林伐採や二酸化炭素放出などが考えらえますが、どれも人間の欲望を満たすための人間の手によるものです。
人間も自然の一部ですから、当然のように予期せぬ病気など地球の異常な状況に巻き込まれます。
紫式部や清少納言などが活躍した平安の時代はどのような気候であったのでしょうか。
草花をはじめとしとした自然を愛でる心や心を通わせる時間的なゆとりがあったのでしょうか。
現代人は時の速さに巻き込まれて、自然と接するのを忘れているのかもしれません。
今さら無理なことですが、世の中からPCやスマホを無くした生活をしてみたいですね。
電灯などの灯りも禁止、外を出歩くことも禁止で家で静かにするというバリ島の新年「ニュピの日」を体験したいですね。
やはり人間は自然の一部ですから、自然とともに生きていることを感じる(季節を楽しむ)時間が欲しいですね。
藤田