今日の心がけ~職員のスピーチ~

真のチャレンジャーに

2023.12.12

滋味豊かな人生を送ることや仕事のスキルアップを図るために、スポーツや習い事など、自己啓発に取り組む人が増えています。
背景には、働き方改革の実施で、終業後の自由な時問が確保しやすくなったことがあるようです。
とはいえ、新しいことにチャレンジしたいと思うものの、何から始めればよいのか、迷っている人も多いのではないでしょうか。

日本人の「働くこと」に対する意識は、単に報酬を得るだけでなく、「働くこと」で多くの事柄を学び、人間的成長を遂げるという意味も含まれています。
こうした意識は、多くの日本人に根づいているのでしょう。

新なことにチャレンジすることは必要です。
しかし、それと同じくらいに、現在与えられている業務に真剣に取り組むことも大切なのです。

今やるべきことを疎かにしては、人間的成長に偏りが生じてしまうでしょう。
まずは目の前の業務と真摯に向き合うことが第一です。
その上で、「すべてが学び」との思いで、新たなことヘチャレンジする姿勢を持ちたいものです。

今日の心がけ◆真摯に取り組み人間的成長を図りましよう
「職場の教養」(一般社団法人倫理研究所より)

50代の今の自分を親に重ねた時、私が中学生の頃でしょうか、両親とも趣味に謳歌していたように憶えています。
父親は勤め人ではなく、母親も主婦であったので、仕事に対して成長を図るというより、新たに好きなことを見つけて夢中になり、熱く語っていたように思えます。

フルタイム勤務であれば、1日の8時間は仕事となり、終えた後から就寝までの時間で何かに挑戦することは、なかなか難しく感じます。
休日のひと時に、ガーデニングにいそしむことが、ちょっとしたオアシスのようです。
そのため、挑戦すべきところは必然的に職場になります。

仕事は、高度経済成長期とは異なり、報酬を得ることより、人間的成長を得る場に変遷してきているのかもしれません。
この人間的成長とは、一見個人のことのように思えますが、これは組織の成長のために、それを担う人たちの積み重ねが影響してきます。
当然、周囲から成長を求められることにもなります。

職場での自分の成長を感じることは何か、その一つは、やりがいです。
仕事は、増えるものであって、減るものではないように思えます。
増える仕事をどのように捌いていくか、それがやりがいにつながり、成長への階段の一歩となるのではないでしょうか。

教務係・中村 周

そうですね。
定年を迎えて退職した後、生き甲斐を見出せなくている困っている人を見かけます。
これまで日本人の多くの男性は仕事に人生のすべてをかけて頑張って来ていたからでしょう。

その働きの結果が日本の戦後復興のスピードに結び付いたのです。
収入を得ることだけが目的ではなく、生活のすべてが組織に役立つことに捧げられていたようです。
社宅など社員が一か所に集まって住み、職住をその組織の一員として共にしていたのですからね。

現代はそのような働き方は崩れてきています。
仕事が生きることのすべてといった考え方は次第に消え去り、人生を豊かにするために働くことが一般的となってきました。
そこで重要なことは仕事を離れて興味を持って取り組める趣味を友とすることができるかどうかです。

人生100年時代と言われる昨今です。
定年が65歳、70歳に伸びたとしても、その後、20年、30年は明るく元気に、人生を楽しみながら生きていかなければなりません。
60歳で還暦というならば、そこから第2の人生が始まったと捉えて新たなことにチャレンジしてみてはどうでしょうね。

いきなりでは思いもつきませんから、若い時代から少しずついろいろなことにチャレンジしておくことが大切です。
幸運にも与えられた一度きりの人生ですから、思い切っていろいろなことにチャレンジしない手はありません。
できる、できないは別として、やってみたいこと、気になること、好きなことに挑戦してみたいですね。

藤田

 

 

 

 

 

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