今日の心がけ~職員のスピーチ~
書物を友とする
2023.12.12
書店をのぞくと毎週、毎月、新刊書が並びます。
情報が飽和状態で、これ以上、新しい発見など生まれそうにもない社会環境においても、次から次へと魅力的なタイトルや内容の書籍が出版され続けています。
読書は、知識の蓄積だけでなく、思考力や想像力を高めます。
また、業務改善のヒントやアイデアに結びつくなどの効用があります。
感性が磨かれ、他者の痛みや求めているものに気づく力が涵養されることにもなるでしょう。
読書のジャンルは、自分の職種や業務に直接的にはかかわりがないものでもかまいません。
毎日、わずかな時間でも、例えば始業前、昼食後など、時間を決めて読み進めてはいかがでしょう。
通勤時間も有効利用ができそうです。
インターネットやテレビなどによって、ニュースや様々な情報がいつでも簡単に手に入ります。
一方、活字を追いかけるのは少しの努力は必要ですが、自分の意志で考えたり読み返したりと、仕事上積極的な心づくりにも、さっと役立つはずです。
今日の心がけ◆一冊の本に親しむ時間を作りましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より
子どもは毎日音読の宿題があり音読カードを持っています。
タイミングがあった時に宿題を見て二重丸・丸・三角の評価を記入しています。
子どもの成長とその日のやる気が分かります。
インターネットやテレビだけでなく
子どもたちのように意識的に本を読む時間を作ろうと思いました。
事務局係長 田中淳一
そうですね。
読書は心と頭脳の栄養補給をしてくれますからね。
しかし、現代はあまりにも多くの情報が書籍やネットであふれ、注意を怠ると栄養過多になりそうですね。
つい半世紀前くらいまでは読書が主流でした。
時間は現在よりははるかにゆったりと流れて読書に浸る余裕がありました。
読書離れと言われますが、あまりにも情報が多すぎる、時間の流れが速すぎることが原因でしょうか。
人間を自然の一部と考えるならば、自然の流れの中で過ごしていくことが最適なのではないかと考えます。
その自然の時間と情報量のの流れの中で、共に過ごしていくができるだけで充分だと考えています。
何かを成果や結果を性急に求めるのではなくいつかどこかで役立てば良いのです。
自身で経験することはわずかなモノですが、読書はそれを一気に深め広げてくれます。
増やすことも減らすこともできない時間さえも、読書を通して経験の時間を増やすことができるのです。
紙の上に並ぶ文字を五感を使ってかみしめながら過ごす時間を作りたいものです。
そのためにも一日のうち、どこかで少しだけでも読書をする時間を取りたいものですね。
藤田