今日の心がけ~職員のスピーチ~

朗らかに

2021.01.19

Dさんは、体調を崩すと、近所にあるかかりつけの病院を受診します。

その病院の待合室で、時々見かけるおばあさんがいました。
その人はいつもニコニコしていて、隣に座っている人に話しかけたり、ぐずる子供をあやしたりしています。
そのおばあさんがいることで、待合室全体が、とても明るい雰囲気になるのです。

疲れやストレスが顔に出やすいタイプのDさんですが、そのおばあさんの姿を見ていると、自然と笑顔になっているのです。
Dさんは「どうしていつも笑顔でいられるのですか」と尋ねてみました。
おばあさんの答えは「そのほうが自分も周りも楽しいでしょ」と単純明快でした。
〈なるほど〉と納得したDさん。
それからは、表情が暗いことに気がつくと、〈笑顔、笑顔〉と、自分に言い聞かせるようになりました。

そのように心がけると、特に楽しいことがなくても、少し気分が明るくなります。
周りの人たちも、つられて朗らかになるような気がするのでした。

今日の心がけ◆笑顔の輪を広げましょう
「職場の教養」(一般社団法人倫理研究所より)

人と人が出会ったとき、何らかの緊張感が生じます。
そこに笑顔があると、相手を安心させ、好意が表れます。
これが心理学でいう「好意の返報性」というのだそうです。

昨日、学長が“愚痴”の話をしました。
愚痴とは、不満の現れで、その裏には希望があります。
ふと、最近愚痴を呟いていないなと思いました。
とは言っても、希望が満たされている訳ではないです。
少し考えました。おそらく、物事を無意識に受け流していたのだと思います。

感情のコントロールが難しい時期があり、最近では健康面での不安があります。
こういった負の思いを抑え込むために、自分をシャットダウンすることで、回避していたのかもしれません。

笑顔を引き出す笑いは、自己免疫力を高めるそうです。
笑いに溢れる雰囲気を作り出し、閉じるのではなく、心を開放して、仕事や対人関係、精神的にも朗らかにしていきたいと、改めて考え直しました。

係長(進路支援担当) 中村 周

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