今日の心がけ~職員のスピーチ~
「案ずるより産むが易し」
2021.01.19
「言わなければいけないことがあるのに、なかなか言い出せない」という経験はありませんか。
「こんな言い方をしたら、相手はどう受け止めるだろうか」「どのタイミングで伝えればよいだろう」などと、躊躇することはよくあるものです。
とはいえ、あまりに忖度し過ぎると、かえって話が込み入ってしまいます。
「あれこれ悩んではみたものの、言わざるを得ない状況になり、思い切って伝えたところ、あっさり受け止めてもらえた」という経験をした人も少なくないでしょう。
まさに「案ずるより産むが易し」です。
言うべきことを言わずにため込むことは、心を重くする要因になります。
逆に、聞く側からすれば、早く情報を得られたほうが、その後の対応を検討する時間の余裕が生まれます。
言い方、伝え方については、誰かに相談し、知恵を借りることも一案でしょう。
伝える必要のあることは、極力早めに伝えて、心を軽くしておきたいものです。
今日の心がけ♦あっさりとものを言いましょう
「案ずるより産むが易し」の意味は皆さんも知っているように物事は、実際に行ってみると、事前に心配していたほど難しくはないということです。
由来は、言葉の通り妊婦さんが、赤ちゃんを産むのに不安になっていても実際産んでみたらそれほどのことでもなかったということから来ています。
ここに書かれているように、言わなければいけないことがあるのになかなか言い出せないということは誰もが経験していると思います。
しかし、悩んでいるよりも思い切って相手に伝えることにより、その時は嫌な気持ちになることもあるかと思いますが、冷静になった時には、お互い物事がスムーズにすんでいることも多いと思います。
いろいろと悩むよりタイミングを見て自分の言いたいことを伝えるということは大事なことだと思います。
我が家は、自分が悩んだり困っているときは、とりあえず家族に話すことによって遠慮ないアドバイスが出てくるので気持ちが楽になります。そして自分が思ったことはとりあえず相手に伝えることを勧めています。
皆さんもあまり悩まず思ったことや言いたいことはとりあえず伝えてみるのもいいと思います。
食堂 新井