今日の心がけ~職員のスピーチ~

勤労感謝の日

2020.12.02

今日は「勤労感謝の日」です。戦前は秋の収穫に感謝し、五穀豊穣を祝う宮中祭祀の「新嘗祭」として制定されていました。
それが戦後、昭和二十三年に公布・施行された国民の祝日に関する法律で、「勤労感謝の日」と定められました。
この祭日の趣旨として、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」と記されています。
つまり互いの働きを認め合い、働きに感謝するということです。
日々働けることを喜び、自分が置かれている環境に感謝を深めましょう。

◆今日の心がけ◆お互いの働きに感謝を深めましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

一週間ほど前に、このお話と同じような内容の会話をしました。
「勤労感謝というのは、勤労したことに感謝されるのではなく、勤労できることに感謝する日らしい」という話です。

自分自身が働いていなかった時は、働いている人を労い、働いてくれている人に感謝する日でした。
自分自身が働く人になった今は、誰かに感謝されているのかは疑問ですが、働ける環境に居られることは有り難いなと思っています。

以前は、働けるということについて、特別に考えることはなく、毎日が当たり前のことのように思っていました。
ですが、今年、新型コロナウイルスというものに、その当たり前の毎日が当たり前ではないことを教えられました。

今までのように働けない、今までのように生活できない、そんな人達が世界中で増えています。
そして、少し辛い時に診てもらえていた近所の病院にも、行くことを躊躇してしまうような世の中になっています。
当たり前の日常が当たり前ではなくなっている中で、私は毎日マスクをしていること以外、今までと変わらずに、職場のみなさんとお仕事をさせてもらえています。

改めてこのことを考えた時に、本当に有り難いなと思っています。
それはみなさんがこの職場を守るために、それぞれが出来ることを行い、換気や距離を気を付けることは勿論ですが、学生への対応や指導をしっかりしてくれているからだと思い、本当に有り難いことだと思いました。

勤労感謝の日ではなくても、今後、新型コロナウイルスが落ち着いたとしても、この働ける環境や職場のみなさんが当たり前にならないように、日頃から「ありがとう」と、ちゃんと言える人でいようと思いました。

庶務係 大澤

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