今日の心がけ～職員のスピーチ～

紫陽花の季節

関東地方の紫陽花の名所の一つ、箱根登山鉄道の沿線では、六月中旬から花が咲き始め、標高差によって七月下旬まで楽しむことができます。

この時期に走る箱根登山鉄道は「あじさい電車」という愛称で呼ばれます。
今では観光資源の役割を果たしている紫陽花ですが、もともとは、地球に根を巡らせて、線路脇の土手を固めるために植えられたものでした。

紫陽花の花は、品種による違いではなく、土壌の酸性度によって色が変化することが知られています。
紫陽花の限らず、多くの植物は、根から養分を吸収して成長します。
それだけに、土壌の良し悪しが大切になります。

私たちが人として成長していくための土壌はなんでしょう。
家庭や地域社会はもちろんですが、職場も土壌に当たるでしょう。

紫陽花の花の色が、土の状態によって変化するように、人も様々な場の影響を受けて育つものです。
職場をより良い土壌としていくために、何ができるのかを考えてみましょう。

今日の心がけ◆人を育む職場作りを目指しましょう
（『職場の教養』：一般社団法人倫理研究所より）

紫陽花だけではなく何においても土壌が大切ということは重要だと思います。

その土台を作ってきてくれたのは私たちの先輩達であることを忘れてはいけないと感じました。

今も自分たちの周りには、いろいろな影響を与えてくれる友達や同僚や家族がいます。
その与えてくれたもの1つ1つを大切に受け止め、より良い環境を作れるように常に考えて行動していかなくてはいけません。

まず自分は何が出来るか考えて、毎日を心掛けて過ごしていきたいと思います。

教務係　田口