今日の心がけ~職員のスピーチ~

初心忘るべからず

2019.10.29

四月に入社した人、人事異動で新たな部署へ着任した人は、ちょうど1ヵ月が経ちました。
当初の緊張もほぐれ、少しずつ仕事に慣れてきた頃でしょう。
その一方で、理想と現実とのギャップに悩んだり、新しい環境に馴染めない人もいるでしょう。
そうした姿に、自らの新人時代を思い起こす先輩社員も多いはずです。
 
室町時代初期の能楽師である世阿弥は「初心忘るべからず」という言葉を遺しました。
これは能楽において「習い始めた頃の芸の未熟さや、習練の各段階の最初の経験を忘れてはならない」という意味です。

最初はわからないことが多くても、皆、経験を積み重ねて成熟していくものです。
ところが、慣れてくると気が緩み、思わぬミスをしてしまったりするのが人の常です。

入社して年月を経ると、未熟だった頃の自分を忘れてしまいがちです。
時には初心に思いを馳せ、自己を振り返ってみましょう。

今日の心がけ◆初心を思い起こしましよう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

自分も新入社員の頃は、ミスをして落ち込んだり、先輩とのギャップに悩んだりしたことを思い出しました。
最初は何がわからないかも考えられず毎日緊張し、先輩から言われたことをすべてメモをとり、何度も同じ事を聞かないことを心掛けていました。

現在、年齢を重ねてきて失敗があっても経験で何とかしていますが、新しいことにチャレンジする意欲が減少している気がします。
新人時代の新鮮な感覚を思い出すためにも、初心に戻って何か新しい事を始めるのも良いと感じました。

教務係 田口

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