今日の心がけ~職員のスピーチ~

「拭く」と「磨く」

2019.10.17

Yさんの職場では、毎日、朝礼前に十分間の清掃時間を設けています。雑巾やカーペットクリーナー、掃除機などを使用して各々が清掃します。
同僚の机は見るからにきれいで、特に汚れている様子はありません。「いつもきれいだし、これ以上拭く必要はないだろう」と声をかけました。
すると、「汚れているから清掃するのではなくて、きれいな場所も、より一層きれいに磨きをかける気持ちでやっている」というのです。
同僚の言葉を聞いて、たとえ汚れていなくても、磨きをかけるために清掃するのだと認識を新たにしました。

◆今日の心がけ◆身の回りを美しくしましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

何かをこぼしてしまったり、付けてしまったり、汚してしまった物や場所を元に戻すために行うのが、「拭く」「拭き取る」で、現状よりももっと美しくすることが「磨く」「磨きをかける」ということなのだと、このお話を読んで改めて思いました。

小、中学生の頃に、時間割りに入っていた「そうじ」の時間は、汚れたかどうかではなく、毎日、自分たちが使っている場所を磨く時間だったのです。
ですが、大人になるにつれて、「そうじ」は、汚れが目についたらとか、汚してしまった時や誰かが訪ねてくるからやるというものになり、必ずしも毎日行うものではなくなりました。

毎日使う机ですら、物が溢れて使いづらくなったらとか、お客様が来るからとかと、その場しのぎで後回しにするようになっています。

気に入って買った洋服なら、汚れないように気を付けたり、汚れたらとっても気になってすぐに汚れを落とそうとするのに、なぜ部屋や机には同じようにしないのだろう?と、改めて考えさせられました。
良い機会なので、自分が使用している場所や物に、もう少し気を配り、大切にする気持ちを持って、仕事や生活をしていきたいと思いました。

そして、そうじ以外にも、腕を磨く、技を磨く、などと言うように、現状の自分に満足せず、もう少しだけできることが増やせる自分にしていけるように、自分磨きにも気を配りたいと思いました。

庶務係 大澤

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