今日の心がけ~職員のスピーチ~

秋の七草

2019.07.11

 日本の秋を代表する花といえば、どのような花が思い浮かびますか。
 今から千二百年以上も前に編纂された『万葉集』に、山上憶良が詠んだ「秋の七草」の歌が2首収録されています。まず一首目は、五七五七七の短歌です。

   秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数うれば 七種の花

 「および」は「指」のことで、「秋の野に咲く花を、指折って数えてみれば、七種類の花」という意味の歌です。
 続く二首目では、七種類の花が、五七七五七七の旋頭歌の形で歌われます。

   萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 おみなえし また藤袴 朝顔の花

 「尾花」はススキのことで、「朝顔」は桔梗のこととする説が有力です。
『万葉集』の時代も現代も、日本人の花好きの心は変わらないようです。
 さて、「秋の花を七つあげてください」と言われたら、皆さんは、何の花をあげるでしょうか?

今日の心がけ◆身近な草花に目を向けましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

季節によって変わる花々は、心を明るくしてくれます。
しかし日常で目にする程度の私は、問われるとパッと思いつかないものです。

秋の花の代表的なものは菊、金木犀、コスモス、彼岸花など、調べると他にもたくさんの花がありました。
意識していないけれど、多くの花を目にしているのかもしれません。

今の時期ですと、紫陽花が咲いており、青や紫、ピンクときれいに咲いています。
華やかな姿を見て癒されたり、香りを感じて季節を実感したり、普段の生活の中で触れる花にはいくつもの刺激を受けることができます。

自分ももっと目を向けるようにしたいと思いましたし、学生もそういう気持ちを持てるようにしてほしいと思いました。

教務係 相馬

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